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最も多く得点を挙げたのは誰? “世界の本塁打王”、“世界の盗塁王”の名も…NPB、通算得点数ランキング1〜5位。【プロ野球歴代最高記録】

2021/05/14

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4位:戦後初の三冠王となった名捕手

野村克也 1509得点(実働期間1954-1980)
生年月日:1935年6月29日
身長/体重:175センチ/85キロ
投打:右投右打
経歴:(峰山高-)南海-ロッテ-西武
 
 時代を彩った名捕手・野村。球史に名を残す27年間の現役生活を送り、プロ野球界の発展にも大きく貢献した。

 峰山高から1954年にテスト生として南海に入団。プロ3年目の57年に正捕手の座を掴むと、その後は攻守でチームの支柱に。屈指の強打者としても名を馳せ、65年には打率.320、42本塁打、110打点で戦後初の三冠王に輝いた。
 
 以降も捕手という負担の大きいポジションを務めながら、持ち前の打棒を発揮。61年から8年連続最多本塁打、62年からは6年連続最多打点に輝いた。1970年には選手兼監督(プレイングマネージャー)に就任。監督退任後もロッテ、西武でプレーを続けた。
 
 最多本塁打9度、最多打点7度、最優秀選手5度はいずれもパ・リーグ記録で、ベストナイン19度は王貞治を上回る歴代最多の受賞回数。実働26年間で100得点以上は63年シーズンのみだが、3度のリーグ最多得点を記録するなど23年プレーした南海時代には、コンスタントに数字を積み上げていた。

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