第20週、パは、増井浩俊（日本ハム）、セは呉昇桓（阪神） 【BBC編集部が選ぶ、NPB週間MVP第20週（8/10-8/16）】
日々データ系のコラムを配信しているベースボールチャンネルでは、今季開幕から毎週セ・パ両リーグ、投打のMVPを独自にあげていく。数値からはすべてとは言えないが、現在のチーム状況が見えてくる。また今後の展望にも、ぜひ参考にしていただければうれしい。今回は、8月10日から8月16日までの集計とする。
2015/08/17
オリックス・西が完封勝利
今度は投手陣だ。
PR(Pitching Run)順。リーグの平均防御率よりどれだけ傑出しているかを見る指標となる。
野手同様にパリーグから見ていく。平均防御率は前週3.44。今週は3.87。さらに打高に振れた。
オリックスの西勇輝は、15日のロッテ戦で3安打完封。楽天の戸村健次は13日のロッテ戦で7回無失点。西武の岸孝之は11日の日本ハム戦で1失点完投。
救援投手では、日本ハムの増井浩俊が4試合4セーブ。同じく日本ハムの白村は4ホールド。
ヤクルト先発陣が安定
次にセリーグだ。防御率は前週の3.25から3.11と投高に推移。
ヤクルトの小川泰弘と山中浩史がともに完封、ジョンソンは8回零封。
救援投手は、阪神の呉昇桓が4試合で4セーブ。同じく福原忍は3試合で2勝。2ホールドは5投手。
投手のMVP、先発投手からパは、オリックスの西で2回目。救援投手は、日本ハムの増井で3回目の選出だ。
セの先発投手はヤクルトの2人の完封投手のうち、被安打が4の小川（山中は被安打5）で3回目。救援投手は阪神の呉昇桓2回目の選出。
今週のパリーグの投打の総合MVPは、ともに4セーブをマークした日本ハムの増井と阪神の呉昇桓。増井は3回目、呉昇桓は2回目の選出だ。
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