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中日、育成選手の近藤廉と支配下契約 ファームで高評価の左腕「0点でベンチへ帰ることを目標に」

2021/03/30

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 中日ドラゴンズは30日、育成選手の近藤廉投手と支配下契約を結ぶと発表した。背番号は『202』から『70』へ変更となる。
 

 
 近藤は、1998年9月22日生、身長180センチ、体重87キロの左腕。 豊南高、札幌学院大を経て、2020年育成選手ドラフト1位でドラゴンズに入団したルーキーだ。今季はウエスタン・リーグでここまで3試合(3回2/3)に登板し、1セーブ、防御率0.00をマークしている。

 球団公式サイトによると、近藤は会見で「入団会見でも言っていた『一日でも早く支配下登録になる』という一つの目標を叶えられた、最初に聞いた時は驚いて、本当かなと、自分が思っていたよりかは早かったと思います。
 
自分が一番こだわってアピールしようと思ったのは四球を出さなこと、ピッチングコーチの方には、コーナーを攻めず大胆にストライクゾーンに投げれば打たれないと言ってもらえたので、それも自信になってストライクゾーンに投げられるようになりました。
 
1試合1試合丁寧に、支配下になっても変わらずに0点でベンチへ帰ることを目標に、メンタル面でも投げ急いだりしないよう、落ち着いて自分のピッチングができるようになっていきたいです」と熱い意気込みを語った。
 
 また、与田剛監督も「ファームの方からも高い評価があった、沖縄キャンプで近藤のピッチングを目にして非常に堂々としている、ストライクゾーンで大胆に勝負をしている。スピード表示以上に速さを感じるし、そういったものが着々とステップアップした、それが一番の理由です。
 
まずは1軍で一日でも早く投げ、そして数字を残していく、現状ではリリーフの可能性が高いと思いますが、ワンポイントでも右バッターでも、堂々と向かっていけるように、そういったところに早く慣れてほしい」と期待を寄せている。