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千葉ロッテ・佐々木朗希が初実戦で150キロ台連発! 「楽しんで自分らしく」1回三人斬り

2021/03/12

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 千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手は12日、本拠地ZOZOマリンスタジアムで行われた中日ドラゴンズとのオープン戦の6回に2番手として登板。1回1奪三振無失点の投球を披露した。
 

 
 “令和の怪物”と称される大器が、ついに実戦デビューを飾った。

 佐々木朗は2点リードの6回、2番手としてマウンドへ。まずは2番京田陽太内野手を初球の149キロ速球で一ゴロに打ち取ると、3番阿部寿樹内野手は、3ボール1ストライクから150キロ速球でつまらせ、遊ゴロに打ち取った。
 

 2死から迎えた4番ダヤン・ビシエド内野手にも速球勝負を展開。1ボール2ストライクからの5球目に、この日最速の153キロを計測した。そして続く6球目、外角いっぱいの152キロ速球で見逃し三振に仕留め、中日の上位打線を三者凡退に抑え込んだ。
 

 佐々木朗は、前日の11日に球団を通じてコメントを発表。「正直、今から少し緊張をしています。明日も緊張をするとは思いますが、楽しんで自分らしく投げることができればと思います」と心境を吐露していた。
 

 また、11日で東日本大震災から10年が経過。岩手県陸前高田市出身の佐々木朗も被害を受けた。
 

 「少しずつではありますが(復興が)前に進んでいることはすごくうれしく思います。そしてボク自身も前に進んでいけたらと思っています。今年は10年という節目ではありますが、ボクにとっては3月11日は毎年忘れることが出来ない日。3月11日は毎年特別な日だと思っています。
 

 10年前のボクはたくさんの人に支えてもらい助けてもらい、勇気や希望をもらいながら頑張っていくことが出来ました。プロ野球選手となった今は逆に勇気や希望を与えることができうる立場にあると思っています。今後、自分が勇気や希望を与えられる存在となれるように頑張っていきたいです」と決意を語っていた。

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