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ベイスターズ、元巨人の宮國椋丞を育成選手として獲得 背番号「106」、トライアウト後もNPB復帰へトレーニング継続

2021/03/15

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 横浜DeNAベイスターズは12日、昨季まで読売ジャイアンツでプレーした宮國椋丞投手と育成選手契約を結ぶことで合意したと発表した。背番号は「106」となる。
 

 
 宮國は、糸満高から2010年ドラフト2位で巨人に入団した28歳。プロ2年目の12年に一軍デビューを果たし、主に先発として6勝、防御率1.86をマークした。翌13年には、弱冠20歳で開幕投手に抜擢。同年も6勝を挙げるなど将来のエースとして嘱望されていた。

 しかし14年は一軍で3試合登板にとどまると、15年にはリリーフに配置転換。2年連続30試合登板、防御率2点台と適性を見せた。17年には先発に再挑戦するも、結果を出せず再びリリーフに。以降は主に同点やビハインドの場面で腕を振ったが、20年は21試合登板で防御率5.33と不安定な投球が目立ち、オフに戦力外通告を受けていた。
 
 その後は12球団合同トライアウトを受験。期限までにNPB球団から声はかからなかったが、復帰を目指してトレーニングを継続していた。