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【オリックス】5年前の開幕投手・開幕スタメンは? “特別な試合”か“143分の1”か。過去5年間の開幕戦を検証

2021/03/11

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 オープン戦に突入した2021年のプロ野球。いよいよ26日にはレギュラーシーズンの火蓋が切って落とされる。“特別な試合”と“143分の1“の意味合いで見解の分かれる開幕戦だが、勝敗の鍵を握る開幕投手の役割は、長いシーズンにおいても重要な意味をもつだろう。
 

 
 昨季パシフィック・リーグ6位のオリックス・バファローズは、今季の開幕投手に山本由伸投手を指名。球界屈指の若き実力派右腕が、自身初の大役を務める。今回は、オリックスの過去5年間の開幕投手と戦績にフォーカスし、各シーズンの戦いを振り返っていきたい。

2016年


 
開幕投手:金子千尋
対戦カード:対埼玉西武ライオンズ(西武プリンスドーム)
試合結果:4-5 敗戦

 
 2016年の開幕戦は、敵地で埼玉西武ライオンズと対戦。開幕投手は、金子千尋投手が2年ぶり5度目の登板となった。

 同試合の金子は、6回まで無失点の快投を見せていたが、7回に西武打線につかまり3失点。同点に追いつかれ、イニング途中で降板となった。試合は9回表に1点を勝ち越したが、その裏に2点を奪われてサヨナラ負けを喫した。同年の金子は、24試合(162回)を投げ、7勝9敗、125奪三振、防御率3.83の成績。規定投球回には到達したものの、プロ入り後初めてシーズンを負け越した。
 
 同年のチーム成績は、57勝83敗3分で勝率.407。借金26と成績不振に喘ぎ、4年ぶりの最下位に沈んだ。

2017年


 
開幕投手:金子千尋
対戦カード:対東北楽天ゴールデンイーグルス(京セラドーム大阪)
試合結果:4-6 敗戦

 
 2017年の開幕戦は、本拠地で東北楽天ゴールデンイーグルスと対戦。開幕投手は、金子が2年連続6度目の登板となった。
 
 同試合の金子は、5回4失点(自責点2)の投球内容。ビハインドの展開で降板したが、チームが同点に追いつき、勝敗は付かなかった。試合は延長11回の末、4-6で敗れた。同年の金子は、27試合(184回1/3)を投げ、12勝8敗、141奪三振、防御率3.47をマーク。3年ぶりの2桁勝利、6完投を記録するなどエースとしての役割を果たした。
 
 同年のチーム成績は、63勝79敗1分で勝率.444。順位は4位だったが、上位3チームとは大きくゲーム差が開いた。

2018年


 
開幕投手:西勇輝
対戦カード:対福岡ソフトバンクホークス(ヤフオクドーム)
試合結果:0-2 敗戦

 
 2018年の開幕戦は、敵地で福岡ソフトバンクホークスと対戦。西勇輝投手が自身初の開幕投手を務めた。
 
 同試合の西は、7回まで無失点投球。スコアレスの8回に2点を失い、イニング途中でマウンドを降りたが、7回1/3を8奪三振2失点の熱投を見せた。援護したい打線だったが、ソフトバンク先発の千賀滉大投手の前にわずか1安打。0-2の完封負けで敗戦投手となった。同年の西は、25試合(162回1/3)を投げ、10勝13敗、119奪三振、防御率3.60をマーク。2桁勝利を挙げたものの、12球団ワーストの13敗を喫した。
 
 同年のチーム成績は、65勝73敗5分で勝率.471。17年から借金を減らしたが、同じく4位となった。

2019年


 
開幕投手:山岡泰輔
対戦カード:対北海道日本ハムファイターズ(札幌ドーム)
試合結果:3-7 敗戦

 
 2019年の開幕戦は、敵地で北海道日本ハムファイターズと対戦。山岡泰輔投手が自身初の開幕投手を務めた。
 
 同試合の山岡は、7回まで1失点の好投。8回に2点を失い同点とされたが、粘りの投球を見せた。試合は延長10回の末、3-7で敗れた。同年の山岡は、26試合(170回)を投げ、 13勝4敗、154奪三振、防御率3.71をマーク。最優秀防御率を受賞した山本とともに投手陣の柱となり、自身は勝率.765で最高勝率のタイトルに輝いた。
 
 同年のチーム成績は、61勝75敗7分で勝率.449。シーズン通して成績が低迷し、16年以来の最下位に沈んだ。

2020年


 
開幕投手:山岡泰輔
対戦カード:対東北楽天ゴールデンイーグルス(京セラドーム大阪)
試合結果:1-9 敗戦

 
 新型コロナウイルス感染拡大の影響で120試合制となり、6月に開幕を迎えた2020年。開幕戦は本拠地での楽天戦となり、山岡が2年連続2度目の開幕投手を務めた。
 
 同試合の山岡は、7回1失点の力投。しかし打線も苦戦を強いられ、同点のままリリーフ陣に後を託した。試合は、8回に一挙8失点。1-9で敗戦となった。同年の山岡は、シーズン序盤に左内腹斜筋の筋損傷で離脱。復帰後は安定した投球を続け、最終的に12試合(69回1/3)を投げ、4勝5敗、64奪三振、防御率2.60の成績となった。
 
 同年のチーム成績は、45勝68敗7分で勝率.398。勝率は3割台となり、19年に続いて最下位に終わった。
 
 
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