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【千葉ロッテ】5年前の開幕投手・開幕スタメンは? “特別な試合”か“143分の1”か。過去5年間の開幕戦を検証

2021/03/09

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 オープン戦に突入した2021年のプロ野球。いよいよ26日にはレギュラーシーズンの火蓋が切って落とされる。“特別な試合”と“143分の1“の意味合いで見解の分かれる開幕戦だが、勝敗の鍵を握る開幕投手の役割は、長いシーズンにおいても重要な意味をもつだろう。
 

 
 昨季パシフィック・リーグ2位の千葉ロッテマリーンズは、今季の開幕投手に二木康太投手を指名。エース候補としてさらなる活躍が期待される右腕が、自身初の大役を務める。今回は、ロッテの過去5年間の開幕投手と戦績にフォーカスし、各シーズンの戦いを振り返っていきたい。

2016年


 
開幕投手:涌井秀章
対戦カード:対北海道日本ハムファイターズ(QVCマリンフィールド)
試合結果:3-2 勝利

 
 2016年の開幕戦は、本拠地で北海道日本ハムファイターズと対戦。開幕投手は、涌井秀章投手が通算7度目、ロッテでは2年連続2度目の登板となった。

 同試合の涌井は、7回7奪三振無失点の快投。リリーフ陣が失点して1点差に迫られたが、3-2で白星を手にした。同年の涌井は、26試合(188回2/3)を投げ、10勝7敗、118奪三振、防御率3.01をマーク。リーグトップタイの5完投を記録するなどイニングイーターぶりも発揮した。
 
 同年のチーム成績は、72勝68敗3分で勝率.514。2位福岡ソフトバンクホークスとゲーム差は開いていたものの、Aクラスの3位に入った。しかしクライマックスシリーズでは、ファーストステージ2連敗で敗退となった。

2017年


 
開幕投手:涌井秀章
対戦カード:対福岡ソフトバンクホークス(ヤフオクドーム)
試合結果:1-3 敗戦

 
 2017年の開幕戦は、敵地でソフトバンクと対戦。開幕投手は、涌井が通算8度目、ロッテでは3年連続3度目の登板となった。
 
 同試合の涌井は、6回まで無失点の好投を見せたが、先制点をもらった7回に同点とされると、8回に逆転を許してイニング途中で降板。1-3で敗戦投手となった。同年の涌井は、25試合(158回)を投げ、5勝11敗、115奪三振、防御率3.99の成績。年間通して先発ローテーションを回ったが、不安定な投球が目立った。
 
 同年のチーム成績は、54勝87敗2分で勝率.383。借金33と大きく負け越し、リーグ最下位に沈んだ。

2018年


 
開幕投手:涌井秀章
対戦カード:対東北楽天ゴールデンイーグルス(ZOZOマリンスタジアム)
試合結果:2-3 敗戦

 
 2018年の開幕戦は、本拠地で東北楽天ゴールデンイーグルスと対戦。開幕投手は、涌井が通算9度目、ロッテでは3年連続3度目の登板となった。
 
 同試合の涌井は、6安打を浴びながらも7回を無失点投球。16、17年に続いて試合を作ったが、スコアレスの膠着状態のままマウンドを後にした。試合は延長12回の末、2-3で敗れた。同年の涌井は、22試合(150回2/3)を投げ、7勝9敗、99奪三振、防御率3.70の成績。勝利数こそ17年を上回ったが、貯金を作ることはできなかった。
 
 同年のチーム成績は、59勝81敗3分で勝率.421。僅差で最下位からは脱出したものの、5位に終わった。

2019年


 
開幕投手:石川歩
対戦カード:対東北楽天ゴールデンイーグルス(ZOZOマリンスタジアム)
試合結果:5-4 勝利

 
 2019年の開幕戦は、18年と同じく本拠地で楽天と対戦。石川歩投手が自身初の開幕投手を務めた。
 
 同試合の石川は、5回2/3で4失点を喫し、リードを許して降板。しかし直後に味方打線が逆転し、5-4で試合を制した。同年の石川は、相次ぐ故障に苦しんだ。チーム事情で一時はリリーフも経験。最終的に27試合(118回2/3)を投げ、8勝5敗5ホールド、81奪三振、防御率3.64の成績となった。
 
 同年のチーム成績は、69勝70敗4分で勝率.496。最後までAクラス入りを争ったが、3位楽天と2ゲーム差の4位となった。

2020年


 
開幕投手:石川歩
対戦カード:対福岡ソフトバンクホークス(PayPayドーム)
試合結果:1-2 敗戦

 
 新型コロナウイルス感染拡大の影響で120試合制となり、6月に開幕を迎えた2020年。開幕戦は敵地でのソフトバンク戦となり、石川が2年連続2度目の開幕投手を務めた。
 
 同試合の石川は、6回7奪三振無失点の好投。先発としての役目を十分に果たしたが、打線もソフトバンク先発の東浜巨投手を打ち崩せず、同点のままマウンドを降りた。試合は延長10回の末、1-2でサヨナラ負けを喫した。同年の石川は、21試合(133回1/3)を投げ、7勝6敗、77奪三振、防御率4.25の成績。防御率は規定投球回以上の投手でリーグ最下位に終わったが、イニング数はリーグトップの数字となった。
 
 同年のチーム成績は、60勝57敗3分で勝率.513。シーズン終盤まで首位争いを演じる奮闘を見せ、2位に入った。シーズン終盤には新型コロナウイルスの集団感染に見舞われたが、苦しい状況下を乗り越えた。クライマックスシリーズでは、2連敗で敗退となったが、2戦とも接戦を繰り広げて1位ソフトバンクを苦しめた。
 
 
千葉ロッテマリーンズ、歴代開幕投手一覧<2005年以降>






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