大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » プロ野球最新情報 » 西武 » バックネット裏も一新! ボールパークを満喫する無限の可能性。西武本拠地メットライフドームエリア改修

バックネット裏も一新! ボールパークを満喫する無限の可能性。西武本拠地メットライフドームエリア改修

2021/03/05

text By

photo

埼玉西武ライオンズ



 埼玉西武ライオンズは5日、「西武ライオンズ40周年記念事業 メットライフドームエリア改修計画」について、順調な工程の模様を伝えている。
 

 
 メットライフドームに一部残っていた緑色の旧シートは姿を消し、バックネット裏のすべての座席は新調された。昨年まではスタジアムの長い歴史を漂わすかのように、ネット裏の最上段には緑色のボックスシートが、それを囲むように一、三塁側の上段には、42年モノの緑色の座席が残っていた。ゲートを潜り、ドームに入る傾斜を登ればフィールドの先に見えてくるこのエリアだが、遠目に見てもその変化は歴然である。
 
 新調されたバックネット裏エリアには、様々なシチュエーションに対応するシートが用意される。昨年までボックスシートがあった部分に新設される「ネット裏テーブル4」はL字型4人掛けグループシート。ミニテーブルとシートを囲むように壁が備え付けられているので、個室にいるような空間でゆったりと観戦が可能だ。家族や友達、会社の同僚などと、使いどころは多そう。
 
 さらにその両脇には「ネット裏カウンターシート」を設置。シート前方にカウンターが備え付けられ、飲み物やグッズなどをテーブルに置きながら観戦可能な座席となった。シートの前後幅を拡大し、足元にも余裕がある作りになっているのもうれしい。
 
 そしてネット裏上段の一塁側、三塁側に残っていた緑色の旧シートは「ネット裏指定席」にリニューアルし、こちらも黒が基調の高級感あふれるシートに変身。周囲の席に比べるとややコンパクトながら背面と座面にクッションがついており、高い位置から試合をゆったりと見ることのできる席だ。
 
 今この場所には、ボールパークを満喫する無限の可能性が溢れている。
                
〇広報部員コメント
メットライフドームに足を踏み入れた時に、ファンの皆さまは一目で分かるバリエーション豊富な座席の数々にきっと驚くでしょう。1つ1つの座席は、『どんな座席であればファンの皆さまが楽しんでいただけるか』ということを考え抜いてできたものです。ぜひ、お気に入りの座席以外にも新しい座席をお試しいただけたら、うれしく思います。