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【阪神】5年前の開幕投手・開幕スタメンは? “特別な試合”か“143分の1”か。過去5年間の開幕戦を検証

2021/03/05

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 オープン戦に突入した2021年のプロ野球。いよいよ26日にはレギュラーシーズンの火蓋が切って落とされる。“特別な試合”と“143分の1“の意味合いで見解の分かれる開幕戦だが、勝敗の鍵を握る開幕投手の役割は、長いシーズンにおいても重要な意味をもつだろう。
 

 
 昨季セントラル・リーグ2位の阪神タイガース。今季の開幕投手は、4日時点で未発表となっている。今回は、阪神の過去5年間の開幕投手と戦績にフォーカスし、各シーズンの戦いを振り返っていきたい。

2016年


 
開幕投手:ランディ・メッセンジャー
対戦カード:対中日ドラゴンズ(京セラドーム大阪)
試合結果:2-5 敗戦

 
 2016年の開幕戦は、京セラドーム大阪で中日ドラゴンズと対戦。開幕投手は、2年連続3度目となるランディ・メッセンジャー投手が務めた。
 
 同試合のメッセンジャーは、6回2/3を4失点(自責点3)と踏ん張りきれず、敗戦投手に。同年のメッセンジャーは、28試合(185回1/3)を投げ、12勝11敗、177奪三振、防御率3.01をマーク。2年ぶりの2桁勝利を挙げた。
 
 チーム成績は、64勝76敗3分で勝率.457。15年に続いてシーズン負け越し、4年ぶりのBクラスとなる4位に終わった。

2017年


 
開幕投手:ランディ・メッセンジャー
対戦カード;対広島東洋カープ(マツダスタジアム)
試合結果:10-6 勝利

 
 2017年の開幕戦は、敵地で広島東洋カープと対戦。開幕投手は、メッセンジャーが3年連続4度目の登板となった。
 
 同試合のメッセンジャーは、5回0/3を4失点(自責点2)の投球内容だったが、味方が大量援護し、10-6で4年ぶりの勝利投手となった。同年のメッセンジャーは、故障離脱があったものの、7年連続で規定投球回に到達。22試合(143回)を投げ、11勝5敗、155奪三振、防御率2.39の安定感を誇った。
 
 同年のチーム成績は、78勝61敗4分で勝率.561。2位に入ったが、首位広島に10ゲーム差と追随することはできなかった。

2018年


 
開幕投手:ランディ・メッセンジャー
対戦カード:対読売ジャイアンツ(東京ドーム)
試合結果:5-1 勝利

 
 2018年の開幕戦は、敵地で読売ジャイアンツと対戦。開幕投手は、メッセンジャーが4年連続5度目の登板となった。
 
 同試合のメッセンジャーは、7回を1失点投球。過去2年の鬱憤を晴らすような好投で、巨人・菅野智之投手とのエース対決を制した。同年のメッセンジャーは、28試合(173回2/3)を投げ、11勝7敗、149奪三振、防御率3.63の成績。3年連続の2桁勝利を挙げたものの、防御率は悪化、持ち味の奪三振数も減少した。
 
 同年のチーム成績は、62勝79敗2分で勝率.440。借金17と低迷し、01年以来の最下位に沈んだ。

2019年


 
開幕投手:ランディ・メッセンジャー
対戦カード;対東京ヤクルトスワローズ(京セラドーム大阪)
試合結果:2-1 勝利

 
 2019年の開幕戦は、京セラドーム大阪で東京ヤクルトスワローズと対戦。開幕投手は、メッセンジャーが5年連続6度目の登板となった。
 
 同試合のメッセンジャーは、18年に続いて7回1失点の好投。打線の援護なく勝敗はつかなかったが、チームは延長11回にサヨナラ勝ちを収めた。同年のメッセンジャーは、シーズン中盤に故障離脱。復帰後の調整登板でも状態が上がらず、現役引退を決断した。シーズン成績は、14試合(79回)を投げ、3勝7敗、55奪三振、防御率4.67となった。
 
 同年のチーム成績は、69勝68敗6分で勝率.504。Aクラス争いは、2位横浜DeNAベイスターズと3位阪神、4位広島が1ゲーム差にひしめくデッドヒートとなった。また、クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージでは、2位DeNAを2勝1敗で破り、ファイナルステージへ進んだ。

2020年


 
開幕投手:西勇輝
対戦カード:対読売ジャイアンツ(東京ドーム)
試合結果:2-3 敗戦

 
 新型コロナウイルス感染拡大の影響で120試合制となり、6月に開幕を迎えた2020年。開幕戦は18年と同じく敵地での巨人戦となり、フリーエージェント(FA)移籍で19年に加入した西勇輝投手が、オリックス・バファローズ時代の18年以来2年ぶり2度目の開幕投手を務めた。
 
 同試合の西は、投げては粘りの投球で6回1失点、打っては巨人の開幕投手を務めた菅野から第1号本塁打を含む2打数2安打2打点の活躍。降板後にリリーフ陣が逆転を許したため白星は逃したが、投打に渡って強い存在感を放った。同年の西は、21試合(147回2/3)を投げ、11勝5敗、115奪三振、防御率2.26をマーク。エースとしてチームを牽引した。
 
 同年のチーム成績は、60勝53敗7分で勝率.531。首位巨人には7.5ゲーム差となったが、19年から一つ順位を上げ、2位に入った。
 
 
阪神タイガース、歴代開幕投手一覧<2005年以降>






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