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【巨人】5年前の開幕投手・開幕スタメンは? “特別な試合”か“143分の1”か。過去5年間の開幕戦を検証

2021/03/04

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 オープン戦に突入した2021年のプロ野球。いよいよ26日にはレギュラーシーズンの火蓋が切って落とされる。“特別な試合”と“143分の1“の意味合いで見解の分かれる開幕戦だが、勝敗の鍵を握る開幕投手の役割は、長いシーズンにおいても重要な意味をもつだろう。
 

 
 昨季セントラル・リーグ優勝を果たした読売ジャイアンツは、今季の開幕投手にエース・菅野智之投手を指名。4年連続7度目の大役となる。今回は、巨人の過去5年間の開幕投手と戦績にフォーカスし、各シーズンの戦いを振り返っていきたい。

2016年


 
開幕投手:菅野智之
対戦カード:対東京ヤクルトスワローズ(東京ドーム)
試合結果:3-1 勝利

 
 2016年の開幕戦は、本拠地で東京ヤクルトスワローズと対戦。開幕投手は、3年連続3度目となる菅野が務めた。
 
 同試合の菅野は、7回無失点の快投を披露。3-1で14年、15年に続いて勝利投手となった。同年の菅野は、26試合(183回1/3)を投げ、9勝6敗ながら、189奪三振、防御率2.01をマーク。最優秀防御率と最多奪三振の投手2冠を受賞する活躍を見せた。
 
 同年のチーム成績は、71勝69敗3分で勝率.507。順位こそ2位となったが、首位の広島東洋カープに17.5ゲーム差と独走を許した。

2017年


 
開幕投手:マイルズ・マイコラス
対戦カード:対中日ドラゴンズ(東京ドーム)
試合結果:6-2 勝利

 
 2017年の開幕戦は、本拠地で中日ドラゴンズと対戦。マイルズ・マイコラス投手が自身初の開幕投手を務めた。
 
 同試合のマイコラスは、7回2失点(自責点1)の好投で役割を全う。初の大舞台だったが、6-2で勝利投手となった。同年のマイコラスは、27試合(188回)を投げ、14勝8敗、187奪三振、防御率2.25をマーク。菅野とともにエース格としてチームを支え、最多奪三振のタイトルを受賞した。
 
 同年のチーム成績は、72勝68敗3分で勝率.514。勝ち越しはしたものの、11年ぶりのBクラスとなる4位に沈んだ。

2018年


 
開幕投手:菅野智之
対戦カード:対阪神タイガース(東京ドーム)
試合結果:1-5 敗戦

 
 2018年の開幕戦は、本拠地で阪神タイガースと対戦。開幕投手は、菅野が2年ぶり4度目の登板となった。
 
 同試合の菅野は、7回を投げ切るも、2、3回に2点ずつを奪われるなど計5失点。1-5で敗戦投手となった。同年の菅野は、3試合目の登板で初勝利を挙げると、以降はコンスタントに勝ち星を重ねた。最終的に28試合(202回)を投げ、15勝8敗、200奪三振、防御率2.14をマークし、最優秀防御率、最多勝、最多奪三振の投手3冠。10完投8完封を記録するなど基準7項目全てをクリアし、沢村賞にも輝いた。
 
 同年のチーム成績は、67勝71敗5分で勝率.486。3位に入ったが、12年ぶりの負け越しを喫した。

2019年


 
開幕投手:菅野智之
対戦カード:対広島東洋カープ(マツダスタジアム)
試合結果:0-5 敗戦

 
 2019年の開幕戦は、敵地で広島との対戦。開幕投手は、菅野が2年連続5度目の登板となった。
 
 同試合の菅野は、7回1失点の好投を見せたが、広島の開幕投手を務めた大瀬良大地投手が、8回無失点の快投。さらにリリーフ陣が打ち込まれ、0-5で敗戦投手となった。同年の菅野は、腰痛に苦しみプロ入り初の規定投球回未到達。22試合(136回1/3)を投げ、11勝6敗、120奪三振、防御率3.89とやや不安定な投球も目立った。
 
 同年のチーム成績は、77勝64敗2分で勝率.546。終盤までもつれた展開となったが、2位横浜DeNAベイスターズに5.5ゲーム差をつけ、5年ぶりのリーグ優勝を果たした。しかし、ポストシーズンを勝ち抜いて迎えた日本シリーズでは、パシフィック・リーグ2位から勝ち上がった福岡ソフトバンクホークスに4連敗。苦杯を嘗める結果となった。

2020年


 
開幕投手:菅野智之
対戦カード:対阪神タイガース(東京ドーム)
試合結果:3-2 勝利

 
 新型コロナウイルス感染拡大の影響で120試合制となり、6月に開幕を迎えた2020年。開幕戦では18年と同じく本拠地に阪神を迎え、菅野が3年連続6度目の開幕投手を務めた。
 
 同試合の菅野は、7回8奪三振2失点の力投。3-2で接戦を制し、自身4年ぶりの開幕戦白星を飾った。同年の菅野は、勢いそのままに開幕13連勝のNPB記録を更新。最終的に20試合(137回1/3)を投げ、14勝2敗、131奪三振、防御率1.97をマークし、最多勝、最高勝率の投手2冠、シーズンMVPにも輝いた。
 
 同年のチーム成績は、67勝45敗8分で勝率.598。2位阪神タイガースに7.5ゲーム差をつけて2年連続のリーグ優勝を達成した。しかし日本シリーズでは、19年と同じくソフトバンクに4連敗。パ・リーグ王者にまたしても力の差を見せられた。
 
 
読売ジャイアンツ(巨人)、歴代開幕投手一覧<2005年以降>






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