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「私のホーム球場」「思い出が詰まりすぎた場所」――ももクロの想いも乗せてメットライフドームは生まれ変わる

2021/01/19

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埼玉西武ライオンズ



 いよいよ今年3月にグランドオープンを迎えるメットライフドーム。このグランドオープンを記念し、ライオンズとコラボしているももいろクローバーZのメンバー3人が、メットライフドームに対する想いや期待を寄せた。
 

 

あーりんも期待!「私のホーム球場、どうやって変わっていくんだろう」


 

 佐々木彩夏さんにとって未だに目に焼き付いて離れない光景がある。
 
 それは2012年の8月5日。ももいろクローバーZが初めてメットライフドーム(当時は西武ドーム)でライブを行った日だ。ほぼ360度“モノノフ”で埋まったスタジアムを目の当たりにし、「こんなに人が集まっているのをはじめて見ました!」と当時を振り返った。
 
「メットライフドームは私にとって“ホーム”です」と笑顔を見せる佐々木さんは、その大きな変貌に期待を寄せる。
 
 「どうやってこのスタジアムが変わっていくかが楽しみです。私たちは内(控室)にいる時間も長い。見えないところもリニューアルされて、選手の皆さんもきっとモチベーションが上がると思います」
 
 そんな佐々木さんの目に、メットライフドームのファンたちは“独特”の映り方をするという。
 
「ステージに立っていてもお客さんを遠く感じないんです。いい意味でドームが〝狭く〟感じるんですよね!お客さんとの一体感を感じやすいですし、ファンの皆さんが(遠くて)置いてきぼりにならない特徴があると思います」
 
 その距離の近さ、そして一番ライブを開催したドームであることから、「メットライフドームでのライブが決まると、『やったー』という感じ。安心しますし、緊張しないですね(笑)」と白い歯をこぼした。
 
 夏も冬も、歌い踊った佐々木さんにとっての“ホーム”は季節によってライブの演出も手伝ってきたという。
 
「夏は外の日差しもあってだんだん暗くなっていく。ライブの終盤になるにつれ“バラード”系を歌うので、お天気も一緒に演出してくれるんです。冬は常に暗いので照明が良く効くんです。“いいとこどり”です!」
 
 佐々木さん個人としても思い入れの強いメットライフドーム。
そのグランドオープンは3月に迫るが、「めちゃめちゃ楽しみです」と通いなれたホームのリニューアルを心待ちにしている。
 

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