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西武・松井稼頭央二軍監督、2020年シーズンを総括。“松井二世”川野涼多は「まだまだ松井5世にしておいて…」

2020/12/30

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埼玉西武ライオンズ

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 多くの若獅子を一軍に送りだし、日々成長する選手たちを見守った松井稼頭央二軍監督が今シーズンを振り返った。
 

 
 2020シーズンは髙木渉、西川愛也とファームからの新戦力も大きく飛躍したシーズン。
 
 「ファームでの経験も大事ですが、一軍はどういうところなのか、雰囲気、緊張感、自分は通用するのかというのを肌で感じるということは、ファームに戻って来たときに、もう一回一軍に上がりたいという競争意識が出てきます」と充実の表情を浮かべた。
 
 一軍を経験するということは選手自身にとって、大きく成長する一番の近道。何よりも「ファーム組織として嬉しいことです」とスタッフへの感謝も込めた。それぞれの選手の一軍での様子をテレビでみた松井は「本当にいい経験をさせてもらいましたし、また一軍の場所で活躍できるのを楽しみにしながら待っています」と来季の楽しみの一つとした。
 
 松井二世の呼び声高い川野涼多について「守備に関しては、ぼくより全然上手いし、1年目ということを考えても本当にいいものを見せてくれた」とこれからも成長が楽しみな様子。高校卒の川野にとって、プロの中で一年間戦うということは不安もあっただろう。しかし、2月のキャンプ時に比べて体も強くなり、何より目つきがいい。「まだまだ松井5世にしておいて、4、3、2、1といずれは、ぼくを越していくというね。楽しみですよ!」と声を弾ませた。
 
「ファンの方の前でプレーしている選手たちを常にイメージしていました」
 
 今年、7月にはCAR3219フィールドが完成した。タクトを執る視線の先には大きなビジョンが立ちそびえている。
 
「球数も出るし、選手の交代であったり、とてもやりやすい環境にしてもらいました。初ホームランを放った選手など、彼らにとってもいい思い出になったと思います」
 
 また、ベンチやバックスペースについても「冷房もあるし、そういう面で選手の体調のことも考えると本当に、二軍でもいい環境にしていただいて感謝しています」と続けた。
 
 球場からスタジアムに変わったCAR3219フィールドでのこけら落とし翌日に無事初勝利をおさめたが、残念だったのは無観客試合だったということ。「ファンの方が居ればまた格別なものがあったかもしれない」といずれ熱狂的なファンで埋まるスタジアムを思い浮かべた。
 
 「今年は異例のシーズンということで野球ができないんじゃないかと不安のなかで始まりましたが、たくさんの方に野球する環境を整えていただいたことは野球人として本当に感謝しています。その中でシーズン後半には、ファンの方も球場にきて応援していただいて、本当に選手たちの力になったと思います。CAR3219フィールドで若い選手たちが声援を受けながらプレーできる日を楽しみにしておりますのでその時には熱い声援よろしくお願いいたします」と来季に向けて意気込んだ。

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