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ヤクルトが前楽天の近藤弘樹、前ソフトバンクの小澤怜史と育成契約を締結 近藤「本当にありがたかった」

2020/12/15

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 東京ヤクルトスワローズは14日、東北楽天ゴールデンイーグルスを自由契約となっていた近藤弘樹投手、福岡ソフトバンクホークスを自由契約となっていた小澤怜史投手と育成契約を結んだと発表した。背番号は近藤が「012」、小澤が「014」となる。
 

 
 近藤は、安佐北高、岡山商科大を経て2017 年ドラフト1位で楽天に入団。しかし一軍で結果を残すことはできず、プロ3年目の今季は、6試合登板で防御率5.40に終わっていた。
 
 近藤は球団を通じて「まずは野球をさせていただけることに感謝しています。ヤクルトさんが最初に声をかけてくださった。最初に声をかけてくれた球団に行こうと、自分の中で決めていました。育成でも(野球を)続けられることが自分の中では嬉しかった。声がかからなければNPBから去らなければいけなかったので、声をかけていただて、本当にありがたかったです」とコメント。
 
 「支配下登録を目指して、ガムシャラに頑張っていきたいと思います。一度戦力外になった身ですし、失うものは何もないと思っています。拾っていただいた球団に恩返しできるように頑張るだけです」と来季の抱負も述べた。
 
 小澤は、日大三島高から2015年ドラフト2位でソフトバンクに入団。プロ2年目の2017年には一軍デビューを飾った。しかし故障の影響もあり、2018年オフに育成選手として再契約。今季は二軍でも6試合の登板にとどまり支配下復帰はならなかったが、トライアウトでは3者連続三振の快投を見せていた。
 
 小澤は球団を通じて「もう一回チャンスをいただけたので、ガムシャラにチームの戦力となれるようにやっていきたいです」とコメントした。
 
 
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