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巨人、FA宣言の井納翔一と梶谷隆幸との契約を発表 井納が背番号「21」、背番号「13」の梶谷は「全力でやっていきたい」

2020/12/15

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 読売巨人軍は14日、横浜DeNAベイスターズからフリーエージェント(FA)宣言していた井納翔一投手と梶谷隆幸外野手の両選手と来季の契約を結んだと発表。同日に両選手が出席して入団会見が行われた。背番号は井納が「21」、梶谷が「13」を着用する。
 

 
 井納は、NTT東日本から2012年ドラフト3位でベイスターズに入団。2014年には11勝をマークするなど主に先発として活躍し、今季は17試合(89回)を投げ、6勝7敗、69奪三振、防御率3.94となっていた。
 

 井納は会見で「原監督から直接、来季の戦力になってほしいという言葉をいただいたことが決断の理由です。伝統あるチームの一員としてやっていけるうれしさと、結果を出せるのかという不安もありますが、チームに溶け込んで自分の力が出せるように頑張ります」とコメントした。
 

 梶谷は、開星高から2006年高校生ドラフト3巡目でベイスターズに入団。2013年に規定未到達ながら打率.346、16本塁打をマークし頭角を現すと、翌14年には39盗塁を決めて盗塁王のタイトルを獲得した。以降も4年連続2桁本塁打&20盗塁以上の数字を残し、今季は109試合出場で打率.323、19本塁打、53打点、14盗塁、OPS.914の好成績を残した。
 

 梶谷は会見で「まさか自分がジャイアンツのユニホームを着ることを想像していなかったので、びっくりしています。一度きりの野球人生でしたので新しい経験をしたいという思いが、この度の決断に至りました。来季へのドキドキした気持ちと、不安の気持ちが入り混じっていますが、いいパワーに変えて、私なりにできることを全力でやっていきたい。(元大リーガーのアレックス・ロドリゲス氏がつけていたこともあり)13番の背番号は昔からつけたいという思いがあったので光栄です」とコメントした。
 

 また、会見に同席した原辰徳監督は「即戦力の2人は、ジャイアンツにとっていいところを補強できたと思います。井納投手は先発の一角として150イニングを期待し、梶谷選手には1、3、5番を任せられると思っています。強いパーツが加わってくれて心強いです」と両選手への期待を口にした。