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万能性発揮のスパンジェンバーグ、夏場に存在感放ったメヒア、ニールは開幕投手努めるも安定感欠く… 2020年シーズンの助っ人外国人選手を振り返る<西武編>

2020/11/29

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 2020年シーズンの全日程を消化したプロ野球。今季は特例事項として外国人枠が「5」に増加し、例年以上に各球団の運用方針が異なった。入れ替わりの激しい助っ人外国人選手の活躍は、その年のチーム成績に多大な影響を与えている。
 

 
 今回は、2020年シーズンに埼玉西武ライオンズへ在籍した支配下助っ人外国人選手の今季成績を振り返っていく。

投手

ザック・ニール
投打   右投右打
今季成績 21試合(112回)、6勝8敗、66奪三振、防御率5.22、WHIP1.43
 
 来日2年目のシーズンを終えたニール。今季は開幕投手を務めるなどエースとして期待がかかった。開幕戦では勝利投手となり、昨季から続く連勝記録を13に伸ばす好スタート。しかし7月以降は成績が下降し、年間通してローテーションを回ったものの、6勝8敗と2つの負け越し。防御率5.22と精彩を欠いた。
 
リード・ギャレット
投打   右投右打
今季成績 49試合(49回1/3)、3勝2敗16ホールド、45奪三振、防御率3.10、WHIP1.46
 
 リリーフの一角として期待された新戦力のギャレット。セットアッパーとして開幕を迎えると、序盤は打者を圧倒する支配的な投球を見せた。しかし、8月以降は失点する登板が続いてセットアッパー、さらには勝ちパターンからも降格。それでも10、11月に持ち直し、49試合登板で16ホールド、防御率3.10とまずまずの数字を残した。来季も残留が基本線と見られている。
 
ショーン・ノリン
投打   左投左打
今季成績 5試合(21回1/3)、1勝2敗、21奪三振、防御率6.75、WHIP1.50
 
 先発として期待された新戦力のノリン。開幕を二軍で迎え、8月下旬にようやく初昇格を果たすと、初登板初勝利をマークした。2戦目も好投するなど活躍に期待がかかったが、3戦目以降は打ち込まれ、9月26日楽天戦では、1回を投げ切ったところで左肩に張りを訴えて緊急降板。その後は一軍で登板することなくシーズンを終え、今季限りでの退団が濃厚となっている。

野手

エルネスト・メヒア
投打   右投右打
守備位置 一塁手
今季成績 74試合、打率.207、49安打、11本塁打、33打点、OPS.682(長打率.409+出塁率.273)
 
 来日7年目のシーズンを終えたメヒア。今季は開幕スタメン、さらには一軍入りも逃した。7月下旬に昇格すると、8月は持ち味の長打力を遺憾なく発揮。打率.300、7本塁打を放ち、スタメン起用も増加した。9月以降は調子を落とし、最終的に自己ワーストの打率.207に沈んだが、3年ぶりの2桁本塁打をマーク。来季も西武でプレーを続けると見られている。
 
コーリー・スパンジェンバーグ
投打   右投左打
守備位置 外野手、三塁手、二塁手
今季成績 111試合、打率.268、109安打、15本塁打、57打点、12盗塁、OPS.807(長打率.482+出塁率.326)
 
 ユーティリティー性も兼ね備えた新戦力のスパンジェンバーグ。起用法も注目されたが、「1番・左翼」として開幕スタメンを掴んだ。直後は打撃好調も、7月は成績が下降。以降はシーズン通して様々な打順、ポジションをこなした。最終的に打率.268、15本塁打をマーク。12盗塁と機動力も見せた。一方で、150三振は断トツでリーグワーストの数字。守備でも10失策と確実性に課題を残した。来季も残留が決定的だ。
 
 
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