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第1戦はソフトバンクが5-1で先勝 千賀滉大が7回無失点の快投、栗原陵矢は先制弾含む3安打4打点の活躍【日本シリーズ2020速報】

2020/11/21

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 読売ジャイアンツと福岡ソフトバンクホークスによる「SMBC日本シリーズ2020」第1戦(7回戦制)が21日、京セラドーム大阪で行われ、ソフトバンクが5-1で先勝した。
 

 
 初回は両チーム無得点。ソフトバンクは2回、無死一塁から5番・栗原陵矢捕手が右翼席に飛び込む2ラン本塁打で先制点を挙げた。
 
 反撃に転じたい巨人は3回、スコアリングポジションに走者を進めるも無得点。ソフトバンクは4回、2死二塁から6番アルフレド・デスパイネ外野手の左安打で二塁走者・栗原は本塁を突くも、巨人の左翼手・ウィーラーの好返球に阻まれ、追加点は逃した。
 
 ピンチを防いだ巨人は直後の4回裏、無死から連続四球で一、二塁のチャンスも、5番・丸佳浩外野手は6-4-3の併殺打、6番・亀井善行外野手は遊ゴロに倒れ、この回も得点を奪うことはできなかった。
 
 5回表のソフトバンクは、巨人の一塁手・中島宏之内野手の好守もあり、三者凡退。5回裏の巨人は、先頭の7番・中島があわや本塁打という大飛球も左飛、得点も挙げられず、ソフトバンク2点リードで前半を折り返した。
 
 6回のソフトバンクの攻撃は、2死から3番・柳田悠岐外野手が死球、4番グラシアルが右安打で一、三塁とすると、すでに2安打を放っている5番・栗原が左中間を破る2点適時二塁打を放ち、リードを4点に広げた。
 
 巨人は7回の守備から、先発の菅野智之投手に代わって戸郷翔征投手がマウンドへ上がり無失点。対するソフトバンクは7回も先発の千賀滉大投手が続投し、三者凡退に切って取った。
 
 ソフトバンクは8回、この回からマウンドに上がった髙橋優貴投手の代わり端を攻める。1番・周東佑京内野手が四球で出塁し、続く2番・中村晃外野手の打席で二盗に成功。中村は左中間に適時二塁打を放ち、ダメ押しの5点目を挙げた。
 
 巨人は後がない9回、守護神の森唯斗投手を攻めて1死満塁とすると、8番ウィーラーの犠飛で1点を返したが、反撃はここまで。ソフトバンクが5-1で勝利を収めた。
 
 投げては先発の千賀が7回無失点の快投。野手陣では先制2ラン本塁打を含む3安打4打点の活躍を見せた栗原の存在感が際立った。

 
 
【表】SMBC日本シリーズ2020「巨人対ソフトバンク」<試合日程・結果・組み合わせ一覧>