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日本ハム・栗山英樹監督、2021年シーズンも指揮 1年契約延長に合意「こんなに悔しい年はなかった」

2020/11/17

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 北海道日本ハムファイターズは17日、栗山英樹監督と2021年シーズン終了まで契約を1年延長することに合意したと発表した。連続在任期間としては球団最長を更新する10シーズン目の指揮を執ることとなる。
 

 
 栗山監督は2012年シーズンから日本ハムの監督に就任。初年度からリーグ優勝を果たすと、2016年には“二刀流”大谷翔平を擁し、日本一を達成した。しかし、この年を境に、優勝争いからは遠のき、ここ2年間はBクラスの5位に終わった。監督としての通算成績は、1267試合、629勝604敗34分で、勝率.510となっている。
 
〇畑佳秀オーナーコメント
「全ての球団が同じ条件だったとはいえ、開幕延期やコンディション調整など新型コロナウイルス感染症に直面しながらの舵取りは極めて難しいものだったと理解しています。思い通りいかなかった歯がゆさ、悔しさは誰より栗山監督が感じており、それを晴らしたいという思いを最も強く抱いているのは監督自身です。これまでも信念を貫き通すだけでなく、結果で示されてきました。10年目という一つの節目を迎え、これまでの集大成を見せていただけると信じて栗山監督に2021年のファイターズを託します」
 
〇栗山英樹監督コメント
「もう1年というお話をいただいて、自分でいいのかということと同時に、責任ある行動がどういうものなのかじっくり考えました。今シーズンが終わってこんなに悔しい年はなかったですし、絶対にこの成績で終わる選手たちではないので、引くことは簡単ですが、やると決めた以上は情を捨ててチームが勝つために向かっていく。それが責任の果たし方だと思っています。もう一度1年目にお受けしますと答えた時の気持ちに戻って全てをかけてやります。責任を果たし切るために厳しさを求めるのが本当の愛情。選手がはつらつとしていて、試合を見ていただいてわくわくするような、ファイターズらしい特徴が出るように選手やコーチには言葉ではっきり伝えていきますし、全てをさらけ出してやっていきます」