OPS断トツの柳田悠岐、四球王は西川遥輝、スパンジェンバーグは長打＆三振で目立つ結果…2020年度NPB個人主要タイトル以外の成績は？<パ・リーグ野手編＞
2020/11/12
三振、犠打、犠飛、OPS
■三振
最多三振は、150三振を喫した西武のスパンジェンバーグだ。走攻守に渡り存在感を示したが、メジャー時代から懸念されていた三振の多さを日本球界でも露呈。四球も32個と極端に少なく、早打ち傾向も相まってダントツの数字に終わった。2位は111三振で楽天の浅村、3位は109三振で日本ハムの中田となった。
コーリー・スパンジェンバーグ 150三振
浅村栄斗 111三振
中田翔 109三振
■犠打
犠打数は、22犠打を決めた西武の源田、ソフトバンクの甲斐拓也捕手だ。今季から主将に就任した源田は、開幕直後に極度の打撃不振に陥ったが、シーズン通して役割を全う。2年連続で犠打数トップに立った。甲斐は、打率は.211と低迷したが、犠打数だけでなく2年連続2桁となる11本塁打を放った。3位は16犠打でオリックスの安達了一内野手、ロッテの藤岡裕大内野手が並んだ。
源田壮亮 22犠打
甲斐拓也 22犠打
安達了一 16犠打
藤岡裕大 16犠打
■犠飛
犠飛数は、9犠飛をマークした日本ハムの中田だ。今季は打率.239、105安打ながら、リーグ2位の31本塁打、108打点と安打を上回る打点を挙げ、4年ぶりの打点王を獲得した。2位は6犠飛でソフトバンクの中村晃外野手、栗原陵矢捕手が並んだ。
中田翔 9犠飛
中村晃 6犠飛
栗原陵矢 6犠飛
■OPS（規定以上）
OPSは1.071をマークしたソフトバンクの柳田がトップに立った。長打率はダントツの.623、出塁率もリーグ3位の成績を残し、唯一のOPS1以上とした。2位はOPS.969で楽天の浅村、3位はOPS.893で同じく楽天のステフェン・ロメロ外野手となった。
柳田悠岐 OPS1.071
浅村栄斗 OPS.969
ステフェン・ロメロ OPS.893
その他にも盗塁成功率（15盗塁以上）では盗塁王を獲得したソフトバンクの周東が成功率.892をマークし、成功率.884で2位となったロッテ和田康士朗外野手との僅差の争いを制した。
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