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ドラフト1位競合必至の苫小牧駒澤大・伊藤大海とは。完成度高い即戦力右腕 大学日本代表では守護神として活躍【ドラフト2020】

2020/10/09

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 プロ野球ドラフト会議を10月26日に控え、学生野球に注目が集まっている。今回は、ドラフト1位で競合必至といわれている苫小牧駒澤大(北海道学生野球連盟)の伊藤大海投手に焦点を当てる。
 

 
 北海道出身の伊藤は、鹿部クラップーズ(鹿部小)、函館東シニア(鹿部中)、駒大苫小牧高、駒澤大中退を経て、苫小牧駒澤大に入学した右投左打の投手。身長176センチ、体重80キロ(野球日本代表「侍ジャパン」HPより)。
 

 駒大苫小牧高時代には、2年春に甲子園へ出場。下級生ながらエース格として活躍した。エースと主将を担う大黒柱として臨んだ3年夏は、準々決勝で延長13回の死闘を繰り広げたが、惜しくも敗退となった。
 

 駒澤大では、1年春から登板したものの中退。翌年に苫小牧駒澤大に再入学した。リーグ規定による1年間の公式戦出場停止期間を経て、2年春にリーグ戦デビュー。格段にレベルアップした投球でMVP、最優秀投手、ベストナインに輝く活躍を見せ、チームを8季ぶりのリーグ優勝、さらには全日本大学選手権出場へと導き、1回戦の日本文理大戦では、完投勝利で全国1勝を挙げた。
 

 2年時、3年時には「侍ジャパン」大学日本代表に選出され、第42回日米大学野球選手権大会、第29回ハーレムベースボールウィーク、第43回日米大学野球選手権大会と3つの国際大会を経験。特に3年時は守護神を務め、チームの優勝に大きく貢献した。
 

 最速156キロの速球が大きな特徴だが、多彩な変化球と高い制球力も魅力。奪三振能力にも長けるドラフト最注目選手だ。
 
 
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