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「1イニング4奪三振」「捕手の1試合3併殺参加」。珍記録が飛び出した9月第1週のプロ野球

プロ野球公式戦では、9月の第1週(8月31日~9月6日)、珍記録が2つも飛び出す週となった。

2020/09/09

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1イニング4奪三振

 一つ目は、ライデル・マルティネス投手(中日ドラゴンズ)の1イニング4奪三振だ。9月4日に行われた東京ヤクルトスワローズとの一戦。9回2点リードのセーブ機会にマウンドに上がったR. マルティネスは、4番・村上宗隆から始まる中軸との勝負となった。
 

 
 R. マルティネスは、先頭の村上を142キロのスプリットで空振り三振に仕留めまず1アウト。続く塩見泰隆にも同じくスプリットを勝負球としたが、このボールがワンバウンドし、ワイルドピッチに。三振は記録されたものの、振り逃げで走者を背負うこととなった。

 だが、R. マルティネスは気持ちを切らさず、6番のアルシデス・エスコバー内野手をツーシームで空振り三振に打ち取り、この回3つ目の三振を奪う。さらに2死一、三塁と変わって迎えた代打・廣岡大志に対し、最後は155キロのストレートで4つ目の三振をもぎ取った。
 
 1イニング4奪三振は、2019年7月2日に横浜DeNAベイスターズの上茶谷大河が記録して以来、プロ野球史上25人目(26度目)。セ・リーグでは15人目(15度目)となっている。

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