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セ界なら首位争いのロッテに立ちはだかる貯金「2」の壁。突破のカギは、デウン&藤岡にあり【ほぼ週刊マリーンズ#5】

ほぼノーガードの戦いを余儀なくされながらも、何とか勝率5割付近で踏みとどまっているマリーンズ。今回のテーマは、そんなチームがまるで図ったかのようにそこで足踏みをすることになっている貯金「2」の壁について。そそり立つ、その壁さえ乗り越えることができれば、クライマックスシリーズ争いもまだまだ勝機はきっとある!!

2015/07/07

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頼みの綱の強力打線が“水もの”の本領を発揮中

「パのCS争いはもう、上位3チームで決まりですよ」

 そう断言した張本さんのドヤ顔に、全国のマリーンズファンが軽い殺意を覚えた7月5日の日曜日。マリーンズは、唯一“得意”なライオンズを相手に手痛い連敗。昨シーズンの開幕直後以来となる貯金「2」の壁突破を目前にして、またも借金生活へと逆戻りをすることになった。

 むろん、決して十分とは言えない戦力でここまで5割、セリーグにいれば余裕で首位争いができるポジションをキープできていることを思えば、「まぁ、上出来」という気がしなくもない。

 だが、打撃で「打ち勝つ」スタイルで、どうにか勝ちを拾ってきた今シーズンのマリーンズの勝ちパターンからすれば、大谷翔平にいいように遊ばれた6月24日のファイターズ戦や、その先輩・菊地雄星にひねられた、この日曜日のような、ぐうの音も出ない負け方は、やはり看過できない非常事態。伊東勤監督が「貧打」を嘆いて肩を落とすのも、ムリはない。

 実際問題、交流戦明けから、5日までの12試合に限ってみれば、自慢の強力打線はチーム打率にして.247と激しく低迷。なおかつ、もっとも信頼のおける打者であるはずの3番・角中勝也が、51打数でわずか9安打、打率.176と、いちばんの大ブレーキになっている状態とあって、その“水もの”ぶりは、かなり深刻度を増していると言っていい。

 規定打席に到達している主力5人のなかでは、ひとり気を吐く今江敏晃が.357、鈴木大地が.286とやや復調傾向にあるものの、主砲デスパイネが、8日以降はふたたび離日してしまうことを考えれば、これまで以上に厳しい戦いとなることはもはや必定。

 目下、オールスター明けには、“鷹の祭典”で完全アウェイが予想される敵地での対ホークス3連戦。次いで、魔物が棲んでいるとしか思えない“鬼門”仙台での対イーグルス3連戦が待つだけに、今日からの残り7試合をどう戦うかが、後半戦を占う重要な試金石となりそうだ。

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