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日本ハム・近藤健介、2020年は新たな挑戦に意欲「143試合に出て首位打者」 侍ジャパンでの経験を糧に飛躍へ

2020/02/14

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小笠原コーチは“泥臭さ”望む

 北海道日本ハムファイターズが2月1日から春季キャンプをタピックスタジアム名護(沖縄県名護市)で行っている。Bクラスに沈んだ昨季からの飛躍に向け、今季のキーマンは誰になるのか。スポーツ・チャンネル『DAZN(ダゾーン)』が、注目ポイントを伝えている。
 
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 「2020の主役は誰だ?」をテーマに、各球団を取材する企画「12球団 キャンプキャラバン」。第14回は、日本ハムについて特集された。
 
 2020年の主役として解説の西崎幸広氏が挙げたのは、近藤健介外野手。11月に行われたプレミア12でも日本代表のクリーンアップを打つなど、卓越した打撃技術を誇る安打製造機に、さらなる飛躍を期待した。
 
 近藤は昨季、自身初タイトルとなる最高出塁率を獲得したが、多くの項目で前年を下回る結果に満足する様子はない。「同じことをやっていてはダメ」と、新たな挑戦に意欲をみせた。
 
 そんな近藤は、侍ジャパンで大きなヒントを得たようだ。他球団の一流選手と交流すると、共通して「ボールの内側」への意識が強かったことを明かし、薄れかけていたポイントの重要性を再確認した。代表から持ち帰ったヒントに手応えを感じている近藤は、新シーズンでさらなる進化の予感を漂わせる。
 
 近藤は、「143試合に出て首位打者。打率は3割5分、打点も70~80は欲しい」と今季の目標を高い数字に設定。3番という打順にもこだわりを見せ、全試合を主軸として臨む構えだ。東京五輪での招集も期待されており、選手としてもう一皮剥けるシーズンとなりそうだ。
 
 
 日本ハムは、今季から小笠原道大氏がヘッドコーチ兼打撃コーチに就任。帰ってきた“北のサムライ”の指導で、清宮幸太郎や万波中正ら長打力に期待される若手の覚醒が期待される。“泥臭さ”を出してやってほしいという小笠原コーチの注文に食らいついていければ、シーズンを通してチームに活気がつきそうだ。