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【日本シリーズ第4戦】ソフトバンク、無傷の4連勝で3連覇!PS10連勝で決めた 巨人は7年ぶり奪回ならず

2019/10/23

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和田毅が新人の2003年以来16年ぶり日本シリーズ勝利

 読売ジャイアンツと福岡ソフトバンクホークスによる「SMBC日本シリーズ2019」第4戦が23日、巨人の本拠地東京ドームで行われ、ソフトバンクが4-3で勝利。初戦から4連勝で3年連続の日本一となった。
 
 ソフトバンクが初戦から一気の4連勝で3年連続の日本シリーズ制覇を果たした。
 
 ソフトバンクの和田毅投手、巨人の菅野智之投手の両先発で始まった試合は序盤3回まで無得点。息詰まる投手戦となった。
 
 この均衡を破ったのはソフトバンク。4回に菅野から2本の安打で1死一、三塁のチャンスを作ると、5番のジュリスベル・グラシアル外野手がバックスクリーン左へ特大の3ラン本塁打を放って先制に成功する。
 
 援護をもらった和田は、続く5回も3者凡退に打ち取ってお役御免。5回71球を投げて被安打わずか1、与四球2、奪三振6、無失点の投球でマウンドをリリーフ陣に託した。
 
 一方、負けたら敗退が決まる巨人は6回に反撃。ソフトバンク2番手のロベルト・スアレス投手から4番の岡本和真内野手が右中間スタンドに2ラン本塁打を叩き込んで2-3と1点差に詰め寄る。
 
 なおも2死一塁の場面で、原辰徳監督は今季限りでの引退を発表している阿部慎之助捕手を代打で起用。阿部は嘉弥真新也投手から死球を受けチャンスを広げたが、続く代打の石川慎吾外野手が甲斐野央投手に遊ゴロに打ち取られ追加点には繋がらなかった。
 
 ピンチをしのいだソフトバンクは7回、続投した菅野に対して1死から福田秀平外野手が岡本のエラーで出塁。さらに松田宣浩内野手も内野安打で繋いで一、二塁とこちらもチャンスを演出する。
 
 ここで打席に入った代打・長谷川勇也外野手の放った打球は平凡の二塁へのゴロとなったが、捕球した山本泰寛内野手の併殺を狙った送球が悪送球に。この間に二塁走者の福田が生還して4-2とリードを広げた。
 
 菅野は続く投手の甲斐野にバント安打を許したところで降板。久々の1軍マウンドでの投球は6回1/3、108球を投げて被安打6、無四球、奪三振8、失点4の内容。味方の守備の乱れに足を引っ張られたが、自身の投球は最後まで崩れなかった。
 
 巨人に一度は傾いた流れが再びソフトバンクになびいたが、巨人は直後の攻撃で代打の重信慎之介外野手、亀井善行外野手の連続安打で1死一、二塁と再びチャンスメイク。
 
 続く坂本勇人内野手は三振に倒れたものの、ソフトバンク5番手のリバン・モイネロ投手から不振の3番・丸佳浩外野手が左翼へ適時二塁打を放ち3-4と再び1点差とした。
 
 8回は互いに無得点。イニング跨ぎとなったソフトバンクのモイネロ、巨人3番手のルビー・デラロサ投手がスコアボードに「0」を刻み、9回の攻防に突入した。
 
 突き離したいソフトバンクはデラロサに対して1死から松田宣が左前安打で出塁し、代走で俊足の周東佑京内野手を起用するも痛恨のけん制アウト。続く明石健志内野手が空振り三振を喫して最後の守りを迎える。
 
 走塁ミスで嫌なムードが流れたソフトバンクだったが、9回はシリーズ4試合連続の登板となったクローザーの森唯斗投手が、8番から始まる巨人打線を無失点に抑え試合終了。ソフトバンクが4-3で勝利し、4連勝で3年連続の日本一に輝いた。
 
 ソフトバンクはクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦からポストシーズン10連勝。先発の和田は新人時代の2003年以来16年ぶりに日本シリーズで勝利投手となった。