12球団の人口ピラミッドは？ 年齢構成からみるドラフト会議、ストーブリーグの補強ポイント＜パ・リーグ編＞
2019/10/11
福岡ソフトバンクホークス
満25歳未満：投手24人、捕手5人、内野手8人、外野手8人
～満30歳未満：投手15人、捕手2人、内野手5人、外野手2人
～満35歳未満：投手4人、捕手1人、内野手2人、外野手6人
満35歳以上：投手3人、捕手1人、内野手3人、外野手1人
ソフトバンクは、言わずもがな層は厚い。しかし、内野手は、ここ数年の課題となっている「ポスト松田宣浩」や、今宮が守るショート、37歳の内川に代わる選手を、移籍市場かドラフトで獲得する必要がある。
また、30代前半に選手が集まっていることもあり、20代の外野手が非常に少ない。野手の多くがソフトバンクの育成システムで育てられた高卒選手だが、今ドラフトでは大卒の外野手も補強ポイントとなりそうだ。
埼玉西武ライオンズ
満25歳未満：投手12人、捕手4人、内野手5人、外野手4人
～満30歳未満：投手16人、捕手2人、内野手6人、外野手2人
～満35歳未満：投手10人、捕手1人、内野手2人、外野手4人
満35歳以上：投手1人、捕手0人、内野手1人、外野手1人
西武の人数編成は数シーズンに限れば理想的と言えるのではないだろうか。だが、数年来の課題である投手力には、やはり不安を残す。それでも、髙橋光成や今井達也ら高卒投手がもう一皮剥ければ、一気に状況は変わってくる。今季ドラ1で入団した松本航や、最多勝投手・多和田、今季台頭した本田圭佑にも期待したい。
野手では、メジャー挑戦の可能性がある秋山翔吾、ベテランながら今季打点王を獲得した中村剛也、同い年の栗山巧らの存在が大きい。山川、外崎、源田、森らの中から、次のリーダーの出現に期待したい。ドラフトでは、大卒・社会人の外野手を補強したいところだ。
【次ページ】【図】パ・リーグ6球団の人口ピラミッド比較