データやコラム、多角的な視点で野球の魅力を発信!ベースボールチャンネル(BaseBall Channel)



【データで選出9月月間MVP】巨人を優勝に導いた坂本勇人が両リーグトップの貢献。投手では快挙達成の2人が最高評価

2019/10/08

text By

photo

DELTA、Getty Images

タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,



最優秀防御率の中日・大野雄が全体最高評価。西武・ニールは驚異の月間無四球

 投手の評価も質と量両面でどれだけ貢献したかから求める。質は「奪三振」、「与四死球」、「被本塁打」、「ゴロかフライかライナーかといった打たれた打球の種別」、量は「投球回」によって決まり、そこから平均的な投手と比較しどれだけ多くの失点を防いだかを算出する。

 セ・リーグは大野雄大(中日)、パ・リーグは千賀滉大(ソフトバンク)がそれぞれ8.8点、6.4点と最高の貢献を記録した。2人は9月にともにノーヒットノーランを達成した投手だ。
 
大野雄、千賀は、20%前後が平均となるK%(奪三振/打者)で、それぞれ24.2%、29.8%とを記録。奪三振が多くなるほどインプレーの打球が発生する機会も減るため、被安打リスクの低下につながる。この能力の高さがノーヒットノーラン達成を呼び込んだことは間違いない。
 
 そのほかの投手では、ザック・ニール(西武)が27回1/3、打者100人との対戦で、驚異の月間無四球を記録している。ニールは打球がゴロになる割合を表すゴロ率も62.4%と高く(50%弱が平均)、これが西武の優れた内野守備とうまくかみ合いアウトを量産した。失点リスクを減らすのに最も効率的な方法は、大野雄や千賀のように三振を多く奪うことだ。しかしそれが苦手なニールのような投手でも、四球を出さない、ゴロを打たせるなどでリスクを軽減させることができるのだ。
 
 
DELTA
 
 
バックナンバーに戻る

1 2 3





  • 記者募集