データやコラム、多角的な視点で野球の魅力を発信!ベースボールチャンネル(BaseBall Channel)



巨人、5年ぶり37度目リーグ優勝! 原辰徳監督は通算8度目、坂本勇人は主将就任以来初の栄冠

2019/09/22

text By

タグ: , , , , , , , , , , , , , ,



9回土壇場に小林誠司が同点打、延長10回に増田大輝が決勝打

 読売ジャイアンツが21日、横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズ戦で勝利。5年ぶり37度目のリーグ優勝を決めた。
 
 まず試合の先手を取ったのはDeNA。3回に巨人の先発、ドラフト6位ルーキーの戸郷翔征投手に対して、2死から戸柱恭孝捕手が二塁打で出塁すると、続く1番の乙坂智外野手が右翼スタンドへ第2号2ラン本塁打を放ち先制する。
 
 一方、DeNA先発のドラフト1位ルーキーの上茶谷大河投手は、2回を3者凡退に打ち取ると、3回は速球を決め球に3者連続三振と巨人の優勝を阻止すべく気合いの込もった投球を見せた。
 
 戸郷が5回途中2失点で降板した巨人は、打線が上茶谷に6回までゼロ行進。4回~5回と走者を出すも繋がらず、6回は再び3者凡退と重苦しい雰囲気が漂う。
 
 しかし終盤に入った7回、巨人がついに反撃ののろしを上げる。上茶谷に対して先頭の4番・岡本和真内野手が二塁打で出塁すると、この後四球と外野フライで1死一、三塁とチャンスが広がる。
 
 すると代打・阿部慎之助捕手の打席で、上茶谷に代わって登板した2番手のエドウィン・エスコバー投手が投じたスライダーを戸柱が痛恨の捕逸。三塁走者の岡本が生還して1点を返した。後続が凡退し同点、逆転はならなかったものの、徐々に巨人が流れを変え始めた。
 
 8回は両チーム無得点。そして9回はDeNAはクローザーの山﨑康晃投手が登板し逃げ切りを図る。それに対して巨人は、先頭の岡本が放った打球を右翼の梶谷隆幸外野手が好捕し1アウト。そして途中出場の増田大輝内野手も空振り三振に倒れいよいよ追い込まれた。
 
 しかし、ここで6番の重信慎之介外野手が四球で出塁し、すかさず盗塁を決め2死二塁と一気に一打同点のチャンスを迎えた。若林晃弘内野手も四球で一、二塁となった場面で打席に立ったのは8番の小林誠司捕手。小林はカウント1-1から外角の球を弾き返すと、打球は右翼前に落ちる起死回生の同点適時打に。土壇場で2-2とした。
 
 巨人は、その裏の守りで大竹寛投手が無失点でサヨナラを阻止すると、続く延長10回にはDeNA4番手の三嶋一輝投手から2死一、三塁のチャンスを作る。そしてこの勝負所で増田が放った打球は中前へ。三塁走者が生還し、3-2とついにこの試合初めて巨人がリードをする形となった。
 
 追い詰められたDeNAに対して、巨人は助っ人クローザーのルビー・デラロサ投手が1番から始まる打線を3者連続三振と完璧な投球を見せて試合終了。巨人が3-2で逆転勝利を収め、75勝61敗2分(勝率.551)として5年ぶり37度目のセントラル・リーグ優勝を飾った。
 
 巨人が横浜スタジアムで優勝を決めたのは、前回優勝の2014年以来5年ぶり。自身3度目の監督就任となった原辰徳監督もそれ以来の優勝で、指揮官として通算8度目のリーグ優勝。また、坂本勇人内野手は2014年シーズンオフに主将を務めてからは初めての栄冠となった。