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カープ、永川勝浩と赤松真人が引退発表 かつての絶対的守護神と俊足堅守の外野手が現役に別れ

2019/09/07

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永川はフォークを武器に通算165セーブ、赤松は通算136盗塁で海外メディアも唸る美技も

 広島東洋カープは、7日までに永川勝浩投手と赤松真人外野手が今季限りで引退することを球団公式サイトで発表した。
 
 プロ17年目で38歳の永川は、広島新庄高、亜細亜大を経て2002年ドラフトで自由獲得枠で広島に入団。1年目から40試合に登板し25セーブをマークすると、4年目の2006年にはリーグトップの65試合に登板し27セーブ、防御率1.66と驚異的な数字を残した。
 
 さらに、翌2007年から4年連続30セーブ以上を記録し、中でも2008年にはキャリア最多となる38セーブ、防御率1.77。大きく変化するフォークを武器に広島の絶対的守護神として活躍した。また、この年球団新記録の通算139セーブを挙げ、史上7人目の通算150セーブも達成している。
 
 オールスターゲームにも3度出場し(2003年、2006年、2008年)、これまでのプロ通算成績は526試合、38勝42敗、79ホールド、165セーブ、防御率3.47となっている。
 
 また、プロ14年目37歳の赤松も引退を発表。平安高校、立命館大学を経て2004年のドラフト6巡目で阪神タイガースに入団した赤松は、2008年に新井貴浩氏のFA移籍に伴う人的補償で広島に移籍した。
 
 俊足とともに華麗な守備と巧打が光る選手で、広島では移籍1年目から125試合に出場する活躍を見せる。そして3年連続100試合以上の出場を果たすと、2010年にはキャリア最多の20盗塁をマーク。
 
 村田修一氏(当時は横浜ベイスターズ)が放ったホームラン確実の大飛球に対して、外野フェンスによじ登って捕球したプレーは、海外メディアの間でも話題となり、この年はゴールデングラブ賞も獲得した。
 
 しかし、2016年のシーズン終了後に初期の胃癌が判明。手術を経て翌2017年の秋に一軍に復帰した。2017年以降の一軍出場はここまでないが、阪神時代も含めて通算867試合に出場し、打率.249、403安打、21本塁打、144打点、136盗塁と活躍の足跡を残している。