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交流戦第2週、パは2週連続で柳田悠岐(ソフトバンク)、セはマイコラス(巨人)【BBC編集部が選ぶ、NPB週間MVP第10週(6/1-6/7)】

日々データ系のコラムを配信しているベースボールチャンネルでは、今季開幕から毎週セ・パ両リーグ、投打のMVPを独自にあげていく。数値からはすべてとは言えないが、現在のチーム状況が見えてくる。また今後の展望にも、ぜひ参考にしていただければうれしい。原則として月曜日に発表する。2カード6試合ごとで今回は、6月1日から7日までの集計とする。

2015/06/08

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ソフトバンクが5連勝で圧倒的な力を見せる

 交流戦第2週、チーム成績から見てみよう。

広尾様0608表1

 パは相変わらずソフトバンクが好調で、西武がこれを追う。森脇監督が不振の責任を取って休養したオリックスは6連敗の後に2連勝で意地を見せた。ロッテは投手陣が打ちこまれ連敗が止まらず、上位との差が開いた。
 セは阪神が好調だった。8点差を追いつかれながらもサヨナラ勝ちを収めるなど勢いは止まらなかった。対照的に5月まで首位を走っていたDeNAに急ブレーキがかかっている。

 両リーグの勝数はパが17勝、セが15勝、2引き分け。交流戦通算ではパが35勝、セが32勝、3引き分けでパが僅差で勝ち越している。

ソフトバンク・柳田が絶好調

 次に打撃成績だ。

 安打、長打、三振、四死球、盗塁、犠打、犠飛などの要素を加味したオフェンスの総合指標であるRC(Run Create)順。赤字はリーグ最高。RC10傑と各部門の最高記録を持った選手。RCは1試合1を超えればトップクラス。

 パリーグから見ていく。

広尾様0608表2

 パは前週に続いて柳田悠岐が大当たり。最多安打、首位打者。柳田は前週もRC1位(7.87)だったが、今週はさらに数字を上げた。
 本塁打は柳田のチームメイトの李大浩と、西武の新旧の大阪桐蔭高出身コンビ、森友哉、中村剛也がトップの3本。打点はロッテの角中勝也、盗塁はオリックスの安達とソフトバンクの中村晃がトップだ。

ヤクルト・畠山が4戦連発

次にセリーグだ。

広尾様0608表3

 セはヤクルトの畠山和洋が打棒爆発、最多安打も含め4冠。5本塁打をマークした。
盗塁は7人が2盗塁。チームが不調なDeNAだが、ロペスと荒波翔は安打数は多く気を吐いている。

 野手のMVPは、パが2週連続3回目のソフトバンクの柳田悠岐。セがヤクルトの畠山和洋とする。

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