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中日・柳裕也が抜群の存在感示す。「ドクターK」に相応しい松井裕樹と今永昇太…交流戦の投手タイトル6部門は?

2019/06/26

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防御率(規定以上)

 防御率トップに躍り出たのは、中日ドラゴンズ柳裕也投手。同僚の大野雄大とともに両リーグトップタイの23回を投げ、許した得点はわずかに3で、14日のロッテ戦では完投勝利を挙げた。昨季まで通算3勝だった右腕は、今季すでにハーラートップの8勝をマーク。プロ3年目で飛躍のシーズンを送っている。また、オリックス・バファローズ田嶋大樹投手は、規定投球回にわずかに届かなかったものの、防御率1.06と圧巻の投球を披露した。

勝利

 勝利数は3勝を挙げた中日・柳や、福岡ソフトバンクホークス大竹耕太郎投手ら5選手。柳と大竹以外はリリーフ投手で、接戦をものにした試合が多かったことが印象付けられる。大竹は、13日の阪神戦で8回を2安打無失点に抑える好投をみせた。ここまで1軍ローテーションをしっかりと守っている。

勝率(規定以上)

 勝率は、中日・柳や読売ジャイアンツ山口俊投手ら12人。山口は、交流戦で防御率1.29と抜群の安定感を見せ、エース菅野智之投手の不調が続く中、ローテの柱としてチームを支えた。22日には、交流戦の覇者ソフトバンクに対し、7回を1失点にまとめる投球で、ソフトバンクの優勝に待ったをかけた。同じく巨人の桜井俊貴投手も勝率10割で、頭角を現した。

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