パは西川遥輝（日本ハム）、セは山田哲人（ヤクルト）【BBC編集部が選ぶ、NPB週間MVP第8週（5/18-5/24）】
日々データ系のコラムを配信しているベースボールチャンネルでは、今季開幕から毎週セ・パ両リーグ、投打のMVPを独自にあげていく。数値からはすべてとは言えないが、現在のチーム状況が見えてくる。また今後の展望にも、ぜひ参考にしていただければうれしい。原則として月曜日に発表する。2カード6試合ごとで今回は、5月18日から25日までの集計とする。
2015/05/25
最下位に沈んでいたヤクルトが復活
交流戦前のNPB週間MVP。まずはチーム成績から見てみる。
パリーグはロッテ、日本ハムが2つ勝ち越し。首位を走っていた西武が負け越した。
セリーグは、前週大きく負けが込んでいたヤクルトが復活。巨人も好調だ。広島は再びブレーキがかかり最下位に沈んでいる。
ホームラン量産が目立つ
次に打撃成績のランキングだ。
安打、長打、三振、四死球、盗塁、犠打犠飛などの要素を加味したオフェンスの総合指標であるRC(Run Create)順。赤字はリーグ最高。RC10傑と各部門の最高記録を持った選手。RCは1試合1を超えればトップクラス。
パリーグからだ。前週よりもさらに打高投低が進んだ。
日本ハムの西川遥輝は14安打に加え4盗塁の大活躍。オリックスのドラフト7位新人西野真弘が打率5割を超す大暴れ。本塁打は清田、デスパイネ、クルーズ、松田、中田翔が3本塁打でトップ。打点はデスパイネ、浅村、松田、中田翔が8打点の活躍だ。
ヤクルト・山田がチームとともに復調
続いてセリーグだ。こちらも打高投低に転じた。
ヤクルトの山田哲人が1週間で15安打の荒稼ぎで3盗塁もトップ。DeNAの筒香は4本塁打、8打点の二冠、24日に途中交代となったが怪我の状況が気になる。打率では、中日のルナが.588のハイアベレージを残した。
野手のMVPは、日本ハムの西川遥輝（4/27-5/3の週に続いて2回目）、セがヤクルトの山田哲人とする。