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【3・4月の月間MVP】セは巨人・山口俊と坂本勇人が同時受賞 パは有原航平と山川穂高

2019/05/15

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 日本プロ野球機構(NPB)は15日、3・4月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表した。セ・リーグは読売ジャイアンツの山口俊投手と坂本勇人内野手が揃って受賞。パ・リーグは北海道日本ハムファイターズの有原航平投手、埼玉西武ライオンズから山川穂高内野手が受賞した。
 
 セ・リーグ投手部門は、山口がDeNA時代の2014年9月以来となる受賞。山口は、3、4月は先発として4勝負けなしと抜群の安定感で、チームを勝利に導いた。4月23日のヤクルト戦(神宮)では、8回1安打無失点と圧巻の投球を披露した。
 
 打者部門は、坂本勇が自身2度目となる受賞。坂本勇は、リーグトップとなる打率.350、35安打(マルチ安打10度)を記録し、本塁打も7本放った。また、開幕戦より3、4月の全26試合連続出塁を記録し、出塁率.440、22得点といずれもリーグ3位の好成績をマークしている。
 
 パ・リーグ投手部門は、有原がリーグ最多タイの4勝を挙げ、2018年7月度以来3度目の受賞。防御率はリーグトップの0.51で、35回を投げ35奪三振、与四死球5と抜群の安定感を見せた。苦しい戦いを強いられた4月に、エースとしてチームを支えた。
 
 打者部門の山川は、2018年9、10月度に続き、5度目の月間MVP賞受賞。3・4月は、チームの全25試合に「4番・一塁」で先発出場し、11本塁打、31打点、66塁打、長打率.688はリーグトップの成績だった。開幕戦では、8回に0-4から追いつく満塁本塁打を放った。