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日本ハム、タイガース傘下バーベイトと契約合意 栗山監督はローテ入り示唆、投手力充実へ

2018/12/20

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 北海道日本ハムファイターズは20日、前デトロイト・タイガース所属のジョニー・バーベイト投手と契約合意に達したと発表した。
 
 バーベイトは、米国出身の26歳で、身長185センチ、体重104キロ。サンディエゴ・パドレスに2010年ドラフト6位で入団し、マイナーリーグで経験を積んだ。2015年にニューヨーク・ヤンキースに移籍すると、翌16年にメジャーデビュー。13試合に登板し、メジャー初勝利を挙げた。
 
 ヤンキースからピッツバーグ・パイレーツを経て、今季は、タイガースでプレー。メジャー通算成績は、44試合に登板し、1勝3敗、防御率6.14となっている。また、マイナーでは今季、タイガース傘下3Aトレド・マッドヘンズで33試合に登板し、12セーブをマーク。防御率1.45と抜群の安定感を見せた。
 
 栗山英樹監督は、バーベイトについて、「カーブとスプリットの両方を持ち合わせるなど球種が豊富という印象を受け、先発もこなせる万能さを有する右腕だと好印象を抱いています。ストレートも 150 キロ台前半をコンスタントに投げ込み『柔』と『剛』を使い分ける器用さも、高く評価しています。ローテーションの一角を担う可能性が極めて高いとみています」と球団を通じてコメントした。
 
 今オフ、補強に積極的な姿勢を見せる日本ハム。金子弌大投手を獲得し、厚みが増した先発に加え、東京ヤクルトスワローズから移籍の秋吉亮投手、5日に契約合意が発表された新助っ人ジャスティン・ハンコック投手ら中継ぎ陣の整備も進んできた。来季、悲願の日本一へ向け、盤石の投手陣が出来上がりそうだ。