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西武・浅村、FA行使を表明 球団への恩義、感謝で“ライオンズ最優先”も「他球団の評価聞きたい」

2018/11/07

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氏原英明

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 埼玉西武ライオンズの浅村栄斗内野手が7日、埼玉県所沢市内で取材に応じ、国内フリーエージェント(FA)権を行使すると表明した。
 
 2008年ドラフト3位で大阪桐蔭高から西武に入団した浅村。主将としてチームを率いて2年目を迎えた今季は、3年連続となる全143試合に出場し、リーグ優勝に大きく貢献した。175安打、32本塁打、127打点はいずれもキャリアハイの成績で、2013年以来となるパ・リーグ打点王を獲得。打率は2年ぶりに3割を超えた。
 
 浅村は「ライオンズで育ててもらってこの権利を獲得できたので、感謝の気持ちでいっぱい」と球団への思いを語った上で、「他球団の評価を聞きたいと率直な思いで決断した」とFA行使の理由を明かした。自身初のリーグ優勝を経験し、クライマックスシリーズ(CS)でチームが敗れてから熟考し、決断を下したという。
 
 「ドラフトでプロの世界に入れてもらったのもライオンズ、いまがあるのもライオンズ。そこを最優先しながら決めたい」とチームへの愛着を口にした。球団との話し合いでは、「浅村が出ていったライオンズが優勝できるイメージがわかない」と伝えられたという。「うれしくて感謝しかない」と揺れる心境を語った。
 
 希望の球団はないという浅村。「こういう機会は野球人生で何回もあるわけではない。ほかの球団がどのように評価してくれてるかしっかり聞きたい」とFA行使に踏み切った強い意志も示した。15日に他球団との交渉が解禁されれば争奪戦は必至だ。
 
 
取材・撮影:氏原英明、文・ベースボールチャンネル編集部