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西武、12連勝で10年ぶりリーグ優勝に王手! エース菊池がソフトバンクに初勝利

2018/09/28

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 パ・リーグ首位の埼玉西武ライオンズは28日、本拠地メットライフドームで、2位・福岡ソフトバンクホークスに5―3で勝利した。12連勝で優勝へ王手をかけた。
 
 先発・菊池雄星投手がソフトバンク戦自身初の白星。打線は主砲・山川穂高内野手の46号3ラン、中村剛也内野手の28号2ランが飛び出し、2夜連続で宿敵ソフトバンクを破った。
 
 菊池は初回、三者凡退の絶好の立ち上がり。その裏、1死一、二塁から山川が相手先発・千賀の2球目を捉え、左翼への先制3ランを放った。
 
 だが、3点を追うソフトバンクは3回表、安打と敵失で無死二、三塁とすると川島の二ゴロの間に1点を返す。なおもチャンスは続き、2死三塁から4番・柳田の適時内野安打、デスパイネの左翼への適時二塁打で同点に追いついた。
 
 4回以降は菊池、千賀の粘投で両者無得点が続いた。だが、西武は6回1死から山川がフルカウントまで粘り、8球目を見極めて四球で出塁。2死一塁から6番・中村にセンターへの2ランが飛び出し、勝ち越しに成功した。これが決勝点となり、12連勝を飾った。
 
 菊池は7回3失点でマウンドを降り、13敗中のソフトバンクに初勝利。優勝へのマジックナンバーを「1」とした西武。29日は、本拠地胴上げをかけてソフトバンクに挑む。