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トレードで西武入団の小川龍也、ユーモアたっぷり会見 背番号は“獅子”の「44」

2018/07/21

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Kana Yamagishi



 中日ドラゴンズから埼玉西武ライオンズにトレード移籍した小川龍也投手が21日、埼玉県所沢市内で記者会見した。背番号は「44」に決まった。
 
小川は2010年にドラフト2位で中日に入団。11年に中継ぎとして1軍初登板し、通算成績は74試合で1勝3敗、防御率2.98となっている。
 
 今季の1軍登板はなく、後半戦が始まった直後にトレードが決まった。小川は「真っ白になった」と振り返り、プロ入りから7年半を過ごした古巣を離れることに対して悲しさもあったと明かした。
 
しかし、パ・リーグ首位を走る西武が優勝へ向けて行った緊急補強。リリーフ左腕として期待を背負った小川は「強いチームに必要とされてうれしい」と笑みを浮かべた。
 
 西武の強力打線は投手にとって心強い存在とし、パ・リーグは左の強打者が多い印象と語る。自らの持ち味は「サイドスローと速いクイック」とし、「その2つを生かして相手を抑えていきたい」と話した。
 
 背番号「44」は語呂合わせで「しし(獅子)」。西武を象徴するような数字を選んだ理由について、「僕の名前は“龍”でドラゴンズから来ました。龍から獅子へ変わるということで、小川“獅子也”になります」と冗談交じりに話し、「獅子は相手に向かっていく、僕も相手打者に向かって強気の投球をしたい」と意気込んだ。
 
「自分にとってはすごいチャンス。やるしかない」。10年ぶりの優勝へ向け、26歳の左腕に大きな期待がかかる。