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ソフトバンク内川、“一生忘れない2000本目”。プロ18年目での偉業「野球が僕を離してくれなかった」

2018/05/09

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 福岡ソフトバンクホークスの内川聖一内野手が9日、埼玉西武ライオンズ戦(メットライフドーム)で、史上51人目となる通算2000安打を達成した。試合後に記者会見し、安どと喜びの表情を浮かべた。
 
 記念の1打は3点をリードして迎えた8回の第4打席で生まれた。1死一塁の場面、西武の2番手・武隈の3球目を中前打とすると、大きなガッツポーズを掲げて一塁を駆け抜けた。
 
 会見では開口一番、「ほっとした」と語り、笑みをこぼした。
 
 金字塔まで残り「1」に迫るも足踏み状態。周囲からの注目は日に日に高まり、「なんとか早くファンに2000本目を見せたい」という焦る気持ちもあったという。そんなプレッシャーの中、この日の最後の打席で節目の1打が生まれた。
 
 「選手の1人としてチームに迷惑かけることが一番苦しい。2000本目を打てないことより、いい流れをつくれないことが苦しかった」と振り返り、「ランナー一塁の場面で、一三塁に広げられたという喜びと、やっと2000本にたどりついたと両方があった」と話す。
 
 球場では、両親ら家族が見守っていた。父親は大分工高時代の監督でもあり、「教え子としてプロ野球選手になれたことはうれしい。区切りのヒットを生で見てもらえて最高の親孝行になった」と充実感をにじませた。
 
 プロ18年目にしてたどり着いた2000安打。「プロ1本目ときょうの2000本目は一生忘れられないヒットになる」と感慨深げに語る。これまで、野球を何度もやめようと思ったこともあると明かしたが、「そういう時に限ってやめさせてくれないことが起きた。野球が僕を離してくれなかった」と野球人生を振り返った。
 
 偉業を成し遂げながらも「とてつもなくすごいものを持ってるわけではない」と謙遜する内川。「チームの勝ちにちょっとずつでも貢献できる選手でいたい」と今後の抱負を語った。