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西武が連敗ストップ、榎田が移籍後初勝利 先発では5年ぶり

2018/04/12

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 埼玉西武ライオンズは12日、敵地ZOZOマリンスタジアムで千葉ロッテマリーンズを6―3で下し、連敗を2で止めた。先発・榎田大樹投手は6回5安打2奪三振4四死球2失点で移籍後初勝利を挙げた。また先発投手としては2013年7月以来およそ5年ぶりの白星となる。
 
 3月に阪神タイガースからトレードで移籍した榎田。開幕1軍入りはならなかったが、ファームでは3試合に登板して2勝0敗、防御率0.82の成績で昇格を果たした。
 
 榎田は初回、死球で走者を出すと中村と井上の連続安打で2失点。2回以降は毎回走者を出しながらも無失点で切り抜けた。6回は2死球で1死一二塁を迎えたが、代打・李を遊飛、清田を一飛に打ち取りピンチをしのいだ。
  
 打線は、2点を先制されて迎えた2回表、2本の安打で2死一二塁とすると、秋山の左前適時打で1点を返した。4回は、中村の四球、炭谷の左前安打で1死一二塁の好機をつくると、今季初スタメンの松井がライトへの適時打で同点に追いついた。さらに2死満塁とチャンスは続き、押し出し四球で逆転に成功した。
 
 5回は外崎の内野安打、炭谷のこの日3本目の安打で1点を追加。6回には浅村に2ランが飛び出し、リードを広げた。
 
 開幕8連勝と勢いづいていたが、ロッテに2連敗を喫していた西武。この日は、榎田の初勝利に加え、15年ぶりの古巣復帰後初スタメンの松井に今季初安打初打点が飛び出すなど、嫌な流れを断ち切る一戦となった。