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遅咲きの主砲、広島・松山。「クビを覚悟」も…32歳での覚醒に導いた新井の言葉【インタビュー】

昨季、セ・リーグで連覇を果たした広島東洋カープ。その原動力となったのは、中盤以降4番に座った松山竜平外野手だ。32歳にして、ついに真価を発揮した松山だが、その背景にはある人物の一言があった。

2018/03/07

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「やっぱりクリーンアップを打ちたいという気持ちは強い」

 昨季、広島東洋カープは1980年以来となるリーグ連覇を果たした。1980年以来となる連覇の原動力となったのは、対照的な2人の4番、鈴木誠也と松山竜平だった。
 
 23歳、早熟の鈴木誠也に対して、松山は32歳。「クビを覚悟したこともありました」と自ら振り返ったが、プロ10年目となる昨季、鈴木誠也が負傷により離脱すると4番に抜擢。.326、14本塁打、77打点というキャリアハイの成績で優勝に大きく貢献した。
 
 「やっぱりクリーンアップを打ちたいという気持ちは強い。その中でも4番を打ちたいっていうのは、ここ2年ぐらいでより思うようになりました」
 
 とはいえ、32歳は一般的には下り坂に差し掛かる年齢とも言える。その中で、成績を伸ばした要因はどこにあるのか。
 
 「心掛けていることは、1日1プレーでもいい、1打席でもいいからチームのために結果を出そうとか、いいプレーをしようということ。それが積み重なって、結果が付いてくる」
 
 「1つ1つ」。そう語る松山の目には、様々な経験を経たからこその落ち着きが感じられた。
 
 「若い頃にこれだけ練習してきたんだから、これで打てなかったらしょうがないというか。2軍でやってきたことは僕の中ですごく大事だったと思っています」

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