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西武、新選手会長・増田が社会貢献活動を開始 NICU病棟を支援

2018/03/02

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 埼玉西武ライオンズは2日、2018シーズンに選手が取り組む社会貢献活動を発表した。
 
 新選手会長の増田達至投手が今季から活動を始め、NICU(新生児集中治療室)病棟などを支援する。これまで活動を行ってきた栗山巧、炭谷銀仁朗、秋山翔吾、浅村栄斗の4選手も継続する。
 
 増田は、今季の公式戦で自身が登板した試合ごとに2万円を積み立て、シーズン終了後にNICU病棟がある医療機関2カ所へ寄付・寄贈を行う。寄付・寄贈先は球団が本拠地を置く埼玉県の「埼玉県立小児医療センター」、増田自身の子どもが治療を受けた「大阪母子医療センター」となる。
 
 増田は球団を通じて「今シーズンからNICU病棟への支援を始めます。僕自身、子ども2人ともNICU病棟でお世話になりました。今は元気に育っている子どもの姿を見て、そして妻との会話の中でいつかNICU病棟に支援という形で力になることができないかをずっと考えてきました。NICU病棟には小さな体で頑張っている赤ちゃん、一緒に闘いながら成長を願うご家族、スタッフの方々などがいらっしゃいます。1試合でも多くマウンドを任されるよう僕も日々一生懸命励んでいきます。そして、マウンドから皆さんに元気を与えられるような投球をしたいです」とコメントした。
 
 栗山は小児がん患者とその家族の支援、炭谷は難病の子供とその家族の支援をそれぞれ継続。秋山はひとり親家族の家族招待、浅村は埼玉・所沢市の知的障害児や肢体不自由児の招待を実施する。