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史上初の京大卒プロ選手、ロッテ田中が現役引退 2軍でも振るわず3年で戦力外に

2017/11/22

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 千葉ロッテマリーンズは22日、戦力外通告を受けていた田中英祐投手(25)の現役引退を発表した。2014年のドラフト2位でロッテ入りを果たした田中は、京都大学出身では史上初のプロ野球選手となり、大きな話題を呼んだ。
 
 田中はルーキーイヤーの2015年に1軍デビューを果たしたが、2016年は2軍で1試合登板に留まり、今季も2軍でも3試合登板で防御率27.00と振るっていなかった。
 
 ロッテでの3年間では結果を残せず、引退の道を選ぶことになったが、今後は一般企業に就職予定となっている。
 
 現役を引退する田中は、球団を通して以下のようにコメントを残した。
 
 「3年間のプロ野球生活は辛いことの方が多かったですが、自分の中では悔いのない日々を送ったという想いがあります。一番印象に残っているのは一軍で最初に登板をさせていただいた試合です。苦い結果となりましたが、超満員の観衆の中であれだけの応援を背に受けながらマウンドに上がれたのは野球をやっていて一番、嬉しかったです。その後はなかなかゲームで投げられない日々を過ごしましたが、それでも二軍の本拠地である浦和までわざわざ応援に来てくださった方々がたくさんいました。本当にありがたかったです。監督、コーチ、スタッフの皆様には親身になって指導をしていただき、自分にとってやりやすい環境を作っていただきました。感謝の気持ちしかありません。これからは誰かのために頑張れる人間として、世界中の挑戦し続ける人たちのためになるような仕事が出来ればと考えています。短い間でしたが応援ありがとうございました。マリンでの大声援の中で投げられたことを忘れずに次のステージでも頑張っていきます」