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日本ハム・増井、FA権行使を表明「この機会に色々な話を聞いてみたいと思った」

2017/11/14

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 北海道日本ハムファイターズは14日、国内フリーエージェント(FA)権を保有する増井浩俊投手(33)が権利を行使すると発表した。
 
増井は「この機会にいろいろな(球団の)話を聞いてみたいと思いました」と話しており、一方で「ファイターズからは残ってほしい、力が必要だと言われました。残留も視野に入れて考えていきたいと思っています」と宣言残留の可能性も示唆した。
 
 増井は静岡県焼津市で生まれ育ち、同学年の西武・牧田和久、今季でオリックスを戦力外となった川端崇義とは小学校時代から対戦経験を重ねてきた。
 
 その後、静岡高校、駒澤大学、東芝を経て2009年のドラフト5位で日本ハムに指名されプロ入りを果たす。1年目は先発で3勝4敗、防御率4.35と結果を残せなかったが、2年目にリリーフに転向して開花。2012年には最優秀中継ぎのタイトルを獲得し、2014年からは守護神として君臨。
 
 2016年は開幕から不調で守護神の座をクリス・マーティンに譲り先発に転向したが、8月から先発8登板で6勝をマークし、同年のリーグ優勝・日本一に大きく貢献。今季は開幕前にWBC日本代表に選出され、シーズンでも52試合に登板して6勝1敗7ホールド、27セーブ、防御率2.39と好成績を残していた。
 
 通算成績は402試合(21先発)、500回、33勝28敗129ホールド、110セーブ、507奪三振、防御率2.70となっている。