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巨人、痛恨敗戦でCS出場絶望的… 2006年以来11年ぶりにBクラスの危機

2017/10/01

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〇阪神5-4巨人●(1日・東京ドーム)
 
 Aクラス浮上のために1戦も負けられない状況となっていた巨人は、今季最後となる東京ドーム主催試合で阪神に敗れ、CS進出が絶望的となった。
 
 この試合の先発は巨人・田口、阪神・岩田の左腕対決。田口は13勝をマークしており、今季阪神戦で負けなしの2勝をマークしていたが、防御率は4.26とセ・リーグでは最も相性が悪く、この試合でも阪神に先制点を献上してしまった。
 
 3回、田口は二死から俊介・上本の連打で1・3塁のピンチを招くと、糸井・大山の適時打で3点を失い先制点を献上。その後、田口は4回の攻撃で代打を送られ降板となった。
 
 5回からは9月30日の試合で、わずか4球で危険球退場となっていたルーキー・畠が登板。しかし、畠は上本・糸井に2者連続で本塁打を浴び2失点。4回に味方が2点を奪い、1点差に迫っていただけに、手痛い失点となってしまった。
 
 打線も岩田から2点を奪うにとどまり、6回以降は石崎・桑原・マテオ前に無安打。9回に阪神守護神・ドリスを攻めて亀井・宇佐見の適時打で2点を奪い、後1点まで迫るも反撃及ばず。大事な一戦で痛恨の敗戦を喫してしまった。
 
 巨人はこの試合で敗れたため、今日の試合でDeNAが勝利すると、DeNAの3位、巨人の4位が確定する。巨人がBクラスとなれば、2006年以来11年ぶりとなる。