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広島・大瀬良、3季ぶりの10勝目!ヤクルトは7連敗で67年ぶり球団ワーストタイの94敗目

2017/09/28

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〇広島3-1ヤクルト●(28日・マツダスタジアム)
 
 広島が接戦を制し、先発の大瀬良大地はルーキーイヤーの2014年以来となる10勝をマークした。
 
 ヤクルトの2年目右腕・原樹理との対戦となった大瀬良。この試合を含め、広島は今季のレギュラーシーズンの残り試合を3としており、大瀬良にとって10勝を狙うのは今回がラストチャンスとなっていた。
 
 9月10日に9勝目をマークしていたが、21日の阪神戦では試合中盤に乱れ白星とはならず。そして、今回のラストチャンスではしっかりと要所を締め力投を見せた。
 
 大瀬良は初回こそ三者凡退で切り抜けたが、2回・3回は走者2人を背負うピンチを招く。しかし、要所で三振を奪い決定打を許さない。その後の4回から6回までも毎回走者を背負う苦しいピッチングとなったが、連打は許さずスコアボードに0を並べた。
 
 大瀬良は7回には坂口にソロ本塁打を浴び、1点を失ったが、好投を見せる間に味方打線が3点を援護。そして、今日の大瀬良にはこの3点が十分な援護となり、7回を121球で7安打・7奪三振・1四球・1失点と試合を作り、勝利投手の権利を得て降板した。
 
 そして、8回はジャクソン、9回は中崎がそれぞれ無失点に抑え、試合を締めた。
 
 味方の援護、救援陣2名の好投に恵まれた大瀬良は3季ぶりとなる10勝目をマークした。また、中崎も今季10セーブ目を手にしている。
 
 敗れたヤクルトは先発の原樹理が6回3失点と試合を作ったが、打線の拙攻が目立ち7連敗。遂に球団創設年の1950年以来67年ぶりとなる球団ワーストタイの94敗に到達してしまった。