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巨人・マイコラス、中4日で9回途中139球1失点の熱投見せ14勝目!中日は7回2失点の小笠原見殺しに…

2017/09/27

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〇巨人2-1中日●(27日・東京ドーム)
 
 マイコラスの力投が光り接戦を制した巨人が4連勝を飾った。
 
 この日の先発は、中4日で登板となったマイコラス。前回登板の広島戦では5回5失点と精彩を欠いたが、今回の登板で雪辱を晴らした。
 
 初回、マイコラスは二死から藤井・ゲレーロに連打を浴びピンチを背負ったが、福田を見逃し三振に仕留め無失点で初回を切り抜ける。
 
 そして、2回から6回一死まではノーヒットピッチング。6回・8回には1安打ずつを浴びたが、四球も許さず中日打線につけ入る隙を与えなかった。
 
 打線もマイコラスの好投に応えた。5回、巨人は村田のソロ本塁打で待望の先制点を奪う。6回には、マギーの今季47本目の二塁打でチャンスを作ると、阿部の適時打で2点目を加えた。マギーの47二塁打は、2006年の福留孝介(中日)のセ・リーグタイ記録となった。
 
 その後、打線は得点を奪えなかったが、今日のマイコラスには2点の援護で十分だった。マイコラスは8回で122球に達していたが9回も続投。しかし、一死から福田にソロ本塁打を浴び、続く高橋にも安打を浴びたところで降板となった。
 
 マイコラスは中4日で8回1/3を139球で6安打・9奪三振・2四球・1失点と、登板間隔の短さを感じさせない熱投を見せた。
 
 9回一死からは守護神・カミネロが登板し、遠藤を二ゴロ、代打・松井佑を見逃し三振に仕留めリードを守り切った。
 
 熱投を見せたマイコラスは今季14勝目、4連投となったカミネロは4戦連続セーブをマークし、29セーブ目を手にした。
 
 敗れた中日は先発・小笠原が7回2失点と試合を作ったが打線が沈黙し、小笠原を見殺しにしてしまった。