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ソフトB・柳田が故障離脱も控え選手にとってはチャンス?2軍にも若手・経験豊富なベテランが待機中

2017/09/23

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 福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐外野手は、20日の日本ハム戦で右脇腹を負傷し登録抹消となった。今季は130試合に出場して打率.310(448-139)、31本塁打、99打点、89四球、14盗塁、出塁率.426、OPS1.016という成績を残していた。
 
 復帰までは3週間近くかかる見込みで、レギュラーシーズンの復帰は絶望的。回復状況によっては、CSを含むポストシーズンへの参加も微妙となってしまった。今季は3番・4番を務め打線をけん引してきた柳田の離脱は大きな痛手だが、一方でレギュラーに定着していない選手たちにとっては好機ともいえる。
 
 幸いにも、ソフトバンクは既にリーグ優勝を決めている。昨季は首位争いの真っ只中で柳田が右手骨折で離脱し、チームも勢いを失って日本ハムに大逆転Vを許してしまったが、今季は順位を捲られることはもうない。そのため、昨季に比べ多くの選手が柳田の代わりに出場するチャンスがあるだろう。
 
 現在、ソフトバンクは柳田以外には中村晃と上林誠知がレギュラーとしてスタメン出場を続けているため、他の選手は中々外野手として先発出場を果たすのは難しくなっていた。
 
 現在、1軍には中村、上林の他に江川智晃、福田秀平、塚田正義が登録されており、内野手登録の明石健志、川島慶三も外野守備の経験がある。また、2軍にもベテランの吉村裕基、城所龍磨や選手会長の長谷川勇也、期待の若手の真砂勇介や牧原大成らが控えている。
 
 このように2軍にも経験のある選手が控えているが、現在1軍名を連ねている江川と塚田は日本ハムとの連戦でそれぞれ代打本塁打を放ちアピール。
 
 21日の試合でスタメン出場を果たした福田も3打数1安打と結果を残した。福田は盗塁も決められる俊足は勿論、意外性のある打撃にも魅力があり、他球団であればもっと出場機会があってもおかしくない選手だ。
 
 福田、江川、塚田といった控えの選手もスタメン出場を果たすために必死でアピールを続けており、その相乗効果で各選手が良い結果を残す可能性は大いにある。
  
 そして、今季は柳田と内川が離脱しても打線の核にはデスパイネがいる。そのため、長打力のある選手だけでなく、小技や走力に魅力がある選手を起用しても打線が迫力不足とはなりにくいだろう。
 
 打線で最も頼れる柳田が離脱という緊急事態に見舞われたソフトバンク。厚い戦力層を最大限に活かし、控え選手たちの奮起でこの苦境を乗り越えたいところだ。

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