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オリックスのディクソン、マレーロが来季契約を締結。来季は更なる飛躍を見せられるか

2017/09/06

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 オリックス・バファローズは5日、ブランドン・ディクソン投手とクリス・マレーロ外野手と来季の契約を締結したと発表した。
 
 オリックスでは既に主砲のステフェン・ロメロ外野手とも来季契約を締結させており、1軍で目立った活躍を続けている3選手が来季もオリックスのユニフォームに袖を通すことになった。
 
 ディクソンは2013年に来日し、今季でNPB5年目。今季は21試合に先発登板して117回2/3を投げ、8勝9敗・75奪三振・34四球・Whip1.35・防御率3.29という成績を残している。通算では117試合に登板して43勝47敗・508奪三振・251四球・防御率3.31という成績となっている。(9月7日現在)
 
 ディクソンは140キロ台の速球・ツーシームとナックルカーブを主な武器としており、その他にもスライダーやチェンジアップなどを用いて打たせて取る投球が持ち味だ。また、ゴロでアウトを奪うことが非常に多いのが特徴的だ。
 
 今季までキャリアハイは9勝と2桁勝利に到達したことはないが、毎年9勝前後をマークする安定感が売りとなっている。今季は既に8勝に到達しているが、残りの登板機会で自身初となる10勝を手にすることができるだろうか。
 
 一方のマレーロは、今季の5月に途中加入。来日後初出場となった6月9日の中日戦で本塁を空過して本塁打が取り消され、三塁打となったことが大きな話題となったが、翌日の試合で今度はしっかりと本塁を踏んで来日初本塁打を記録した。以後、本塁打を放った際には本塁をしっかりと両足で踏んでホームインしている。
 
 そんなマレーロは60試合に出場して打率.297(202-60)・13本塁打・35打点・57三振・21四球・出塁率.373・OPS.927と好成績をマーク。外野手登録だが、一塁手と指名打者で先発出場することがほとんどとなっている。安打のうち2割程度が本塁打と前評判通りの長打力を発揮しており、シーズンを通して1軍に在籍したらどのような成績を残すか、来季の活躍が非常に楽しみな選手となっている。
 
 ロメロに続いてシーズン途中に残留を決めたディクソンとマレーロ。来季もファンや球団の期待に応え、更なる飛躍を遂げることはできるだろうか。