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元楽天・ラッツ、米国で楽天を提訴

2017/09/02

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元東北楽天ゴールデンイーグルスのザック・ラッツ内野手が31日(日本時間1日)、球団と再契約交渉の際に最終合意に達していたにも関わらず、突然交渉を放棄されたとして、ペンシルバニア連邦裁判所に球団ら三者を提訴したと、米法律サイトの『Law360』が報じた。
  
 同サイトが掲載した訴状によると、ラッツは14年オフに楽天と15年の契約交渉を重ね、70万ドル+出来高の契約で双方合意に達していたが、14年12月に突然交渉を放棄されたとしている。
 
 また、ラッツのエージェントに対しては14年11月にオリックス・バファローズから契約の打診があったものの、保留選手名簿に入っていたために交渉ができず。さらに、15年1月に保留選手名簿から外されたときには楽天と合意に達していた金額で契約を結んでくれるチームが見つからず、ラッツは韓国の斗山ベアーズと条件が劣る内容で契約を結ばなければならなかったとしている。
 
 ラッツは14年シーズン途中に楽天に入団。15試合で打率.314、5本塁打、18打点と活躍するも、7月に右手親指に死球を受け骨折。シーズン途中に帰国していた。ちなみに、ラッツの契約を放棄したとされる翌日に楽天はギャビー・サンチェス内野手と基本合意が結んだことが明らかになっていた。