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広島キラー小川、8回無失点で6勝目 山田の満塁弾で突き放す 広島打線は2試合でわずか1点

2017/08/19

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○ヤクルト 5-0 広島●(19日、マツダスタジアム)
  
 広島の先発はチーム勝ち頭で11勝を記録している薮田。対するヤクルト先発の小川は、今季は抑え失敗などで広島との対戦成績は決して良くないが、先発試合は2勝を挙げている昔からのカープキラーだ。
 
 試合は、両軍先発投手の好投で5回まで無得点。持ち味を出す投球で相手打線を抑える。
 
 試合が動いたのは6回。ヤクルトが連打で満塁とすると、中村が四球を選び、押し出しで先制する。さらに7回には満塁として、2番手の中田から山田が左翼へ満塁本塁打を放ち、広島を突き放す。
  
 しかし、7回裏に広島は無死一二塁から安部が二塁へゴロを放つも、山田が失策。併殺打を逃れ満塁とした広島だったが、西川、エルドレッド、田中と打ち取られ小川から得点できず。
 
 8回も無失点に抑えた小川は、8回114球、5安打、2四球、9三振、無失点の成績で、ルーキに交代。ルーキも広島打線をしっかり抑え、ヤクルトが5-0で快勝した。小川には6勝目が点灯。そのうち3勝が広島からと、相性の良さを見せている。
 
 一方の広島は前日は1点のみで勝ったがこの日は完封リレーを許し、2試合で1得点と打線が湿っている。