大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » プロ野球最新情報 » 西武 » 西武が栗山のサヨナラ弾で5連勝!先発・菊池も9回無失点の快投で今季3度目の完封・12勝目

西武が栗山のサヨナラ弾で5連勝!先発・菊池も9回無失点の快投で今季3度目の完封・12勝目

2017/08/17

text By



〇西武3×-0楽天●(メットライフドーム)
 
 ベテランの勝負強い一打でサヨナラ勝ちを飾った西武が5連勝を飾り、楽天を3タテして2位まで2.5ゲーム差まで近づいた。
 
 西武先発・菊池、楽天先発・安樂でプレイボール。試合は投手戦の様相を呈した。
 
 菊池は2回に責任審判である真鍋球審から投球フォームの問題で2球連続の不正投球の判定を受け、マウンド上で苛立ちを隠せずにいたが、その後はフォームを含めてしっかりと修正し、9回を111球で2安打・7奪三振・4四死球・無失点の快投を見せた。
 
 しかし、楽天・安樂も菊池に一歩も引けを取らない好投を見せた。安樂は度々得点圏に走者を背負う場面があったが、要所を締めた投球で7回を103球で7安打・3奪三振・1四球・無失点の好投。その後も2番手・高梨が1回無失点と好投。
 
 そして、試合は9回に動いた。
 
 9回裏、楽天は3番手にハーマンを送るも、西武打線が助っ人を攻略した。9回裏、西武は二死から外崎が二塁打で出塁し、一打サヨナラのチャンスを作ると、続く炭谷も9球粘り、最後は死球で出塁。そして、最後は代打・栗山が流し打ちで左翼スタンドにサヨナラ3ランを放ち、一振りで試合を決めた。
 
 9回無失点の快投を見せた菊池は、今季3度目の完封・リーグ最多タイの12勝目をマークした。
 
 敗れた楽天は投手陣が好投を見せたが、打線が散発2安打と援護を奪えず、最後は3番手・ハーマンが力尽きた。