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ソフトバンク・サファテが史上2人目の3年連続40Sに王手。シーズン最多セーブ更新も視野

2017/08/16

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 福岡ソフトバンクホークスのデニス・サファテ投手(36)は、15日に本拠地・ヤフオクドームで行われたオリックス・バファローズ戦の9回に4番手として登板し、1回無失点の好投で今季39セーブ目をマークした。
 
 サファテは今季50試合に登板して2勝2敗3ホールド39セーブ、50イニングで77奪三振、7四球、WHIP0.70という成績を残しており、3年連続となる最多セーブのタイトル、36歳にしてキャリアハイ更新への期待が高まっている。
 
 そんなサファテは、15日の試合で5年連続50試合登板を達成し39セーブ目をマーク。中日・岩瀬仁紀投手のみが持つ3年連続40セーブの大記録に王手をかけた。
 
 岩瀬は2005年~2007年に3年連続で40セーブ以上を達成。3年間で129セーブをマークし、2005年にはNPB史上最多の46セーブを記録した。46セーブは阪神・藤川球児も記録しており、岩瀬・藤川の2人でシーズン最多セーブの記録を分かち合っている。
 
 ソフトバンクは既に107試合を消化し、残りは36試合。サファテは既に39セーブに達しており、46セーブまで残り「7」としている。そのため、5試合に1つのペースでセーブを重ねればシーズン記録に並ぶことになる。
 
 今季のソフトバンクは接戦が多く、リリーフ陣の登板機会が非常に多くなっている。シーズン終盤では現在よりも接戦が多くなる可能性もあり、サファテの登板機会・セーブが増える可能性は大いにあるだろう。
 
 パ・リーグのシーズン最多セーブ・外国人最多セーブ記録も樹立し、チームの2年連続日本一などにも貢献してきたサファテ。今後もセーブを積み重ね、球史に名が残る活躍を見せることはできるだろうか。